学校には1年間通った。
卒業が近くなると、
クライアントをみる実習がある。
低価格でセッションを受けられるため
毎年恒例の人気イベントらしい。
先生は同席するが、
黙って観察しているだけで
一切、口は出さない。
卒業試験のようなもの。
オーラが植物のような人がいた。
普通はいろいろな色の種類が
あるものだけど
その人のは全体的に
緑系で統一されていた

レモン色、淡い黄緑、黄緑、緑と
一応グラデーションには
なっていたけど
それぞれがあまりにも淡い
その人が帰られてから
先生が私に寄ってきて
さっきの方
オーラが薄かったわね

と、驚いていた。
何十年もオーラ透視を
仕事にしている先生でも
驚く薄さって一体。。。
あの人は
私が大事に育てている
観葉植物だったのかもしれない。
私にオーラをみてもらおうと
卒業試験のお客として
やってきたのかもしれない。
そうだとしたら嬉しいから
そう思うことにした
教会で祈っているシスターがみえたことも。
キリスト教徒ですか?
ってお客さんに聞いたら
そうではないけど
キリスト教徒系の幼稚園に勤めていて
毎週、教会に行ってお祈りしているとのこと。
派手な化粧をしたビジュアル系バンド
がみえた時は
昨日、バンドのライブに行った
と言われた。
そんなふうに
何回もの実習をクリアするころには
すっかり自信がついていた。
せっかく学んだからには
いかしていきたい。
自然とそう思えるようになっていた。
エネルギーを受信しやすい体質のおかげで
今は仕事ができているわけだが
それまではずっと、
コンプレックスでしかなかった。
親はともかく
妹からは「変な人」扱い。
まるで信じない友人らには
頭ごなしに否定されたり
笑い飛ばされたり。
そうでなくても、内心で引かれたり。
私にとっては常に身近にある世界でも
それを受け入れてはもらえない。
見えない存在たちとの間で
感動的な出来事だって
起きているのに
それを共有できる相手はいない。
わかってもらえないならと
次第に、口を閉ざすようになった。
スピリチュアル学校で知り合った友達は
今では、
頼りになるカウンセラーでもある。
プライベートな相談だけでなく
より良いヒーリングや
セッションについての情報交換もしあう。
みえたり感じたりしたこと、
何を言っても
怖がったり
変人扱いしたりされない安心感。
こんな友達はめったにいない。
学校に行って、ほんとうに、よかった



