通っていた友永ヨーガ学院は、マタニティのクラスに産後のママも赤ちゃん連れて参加できますよ~というクラス割なので 息子の首が据わったら…と思っていたのですが、も~ぅなかなか据わらないため きっと大丈夫!と参加を決行し 産後6ヶ月でクラスに戻りました。
8ヶ月目になった辺りでしょうか。回りにはハイハイしながら自立の道(⁈)に進む赤ちゃんが多い中、
寝返りがようやく打てるようになってきた息子が編み出した移動方法は…
背這い(せばい)
でした。
仰向けで膝を立てて、カカトで床を蹴って膝を伸ばす~の繰り返し。
確かに 進めます。進めますけど…
前が見えないじゃん、これだと。
しかも下手すると後頭部ハゲるよ❓
そんな親の心配をよそに、息子は移動出来る楽しさに目をキラキラさせながら
ズルズル、ズルズルと背中で這ってあちこちのエリアを旅していました。
もちろん前が見えないので、壁やふすまに頭をぶつけます。 痛くないのかなぁ…。
スタジオでも部屋の端から端まで背這いでズルズル移動する息子が、名物になっていたことは いうまでもありません(笑)
確かに珍しいよね。
開講している産後・骨盤調整ヨガのクラスで背這いの子を見ると、当時を思い出して嬉しくなります。
寝返りしてずり這いは かなり体力が必要ですが、背這いは楽なのかもしれませんね。
段々寝返りが上手くなりましたが、移動は背這い、目的地に着いたら寝返りをうって遊んでいました。
ホントにいいのこれで
そんなふうに週一のんびりヨガをしながら、なかなか痩せない重い体を動かし毎日を過ごして、そろそろ2歳になろうという頃。
授乳は周りの友達はすでに卒業していましたし、早い子はオムツも外し始めた辺り…。
確かに歩けないけども、2年間夜中4回起こされて授乳を繰り返すと さすがに自分自身の体力ゲージもデンジャーゾーンに差し掛かります。
「このままじゃ死ぬ…」
カラダから声が聞こえてきます。
しかも歯は生えていたので、しょっちゅう噛まれて乳腺炎になり 地獄の母乳マッサージ (アレやばいよね~、悲鳴あげ過ぎて声枯れちゃった) を繰り返して 心身ともに疲れきっていた時でした。
2歳の誕生日1ヶ月前、
「ねぇ◯◯、もぅあなた2歳になるじゃない❓ってコトは赤ちゃんじゃないよね?そろそろオッパイ、カッコ悪いと思うよ。
どう❓2歳になったらキッパリ、お兄さんになるためにオッパイやめようよ。」
くる日も来る日も
こんな内容を語り続けました。
もちろんまだ言葉は出てきませんが、この位ななると ほぼ100%私達の話が理解できています。
なんとなく~ですが、この子は
「カッコ悪い」
と言われるのが嫌いなんじゃないかな~と思ったの。
いや~~、あんまり母らしくない私ですが、母の勘ってやっぱり的を得ているものなんですね。
2歳の誕生日の夜、彼が泣いたのは
10分
一泣きしたらスヤスヤ眠って、朝まで目を覚ますことはありませんでした。
2年ぶりに一晩 眠りにつけました。
いやっは~~、眠るって素晴らしいっ
気持ちのいい朝を迎えられた奇跡(笑)に感動しておりましたとも
もちろん彼だからこの方法が当たりだったと思います。
実際、彼はこの日から、オッパイに口をつけようともしませんから。
読んで下さった皆さんのお子さんにも当たるかどうかはわかりませんが、
本を参考にするより お子さんの成長と性格を見ながら、自分の勘をたよりにコミュニケーションを取りつつ 卒乳していく方が、お子さんのストレスにならない気がしますよ。
事実、息子はめちゃくちゃカッコつけ野郎です。
外ではカッコいい男でありたいから そう振る舞い、家ではカッコつけ疲れてホニャニャ~ンと甘えん坊
今はまだいいけどね。
そのうち
「会社ではすっごく頑張ってるけど、私の前では本当の自分を見せてくれるのよ」
と思ってくれる優しい女の子が現れるといいなぁ~。
そういう女性、求む‼︎‼︎
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ヨガルーム Ayana