戦国BASARA 第5話「壮絶!長篠・設楽原の義戦」 | リュウセイグン

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なんか色々趣味について書いています。

長文多し。

アレ……?
と……徳川がカッコイイぞ



あらすじ……っていらない気がしてきた。
取り敢えずこれからは観てる前提で書いていこうと思います故。
必要かなぁ、と思ったら書くかも


まず、徳川がカッコイイ
アニメBASARAではすっかり恒例になって参りましたが、史実とゲームキャラとをダブらせてその内面を探った結果みたいな描写をしております。
ゲームだと忠勝だのみの生意気なガキって感じだからなwww
この家康&忠勝は今川Gロボが元ネタになっているらしく、その初期のイメージを反映しているんでしょう。


しかしアニメではやっぱり大名。色々苦悩を抱えながらも、通すところはしっかり通す
実に男らしいキャラクターに仕上がっていました。


御館様の暴れッぷりも豪快で、ここ2話ほどの地味な印象を払拭してくれたかと思います。
しかも、アレはちゃんとゲームにある技なんですwww
他キャラの戦闘中の技も大抵はゲーム通り。
ゲーム以上の人間ドラマと、ゲームに忠実なノリと勢いが矛盾無く混在しているからこそ、私はこの作品をベタ褒めしてしまう訳で。


そして遂に登場本多忠勝
『ホンダム』と異名を取る彼はバーニアなんて序の口です。
最近、アニメ観た影響で漸く封印していた『BASARA2』をやっていたんですが、ファンネルまで装備されていました
今回の活躍は比較的地味でした(いやマジで)が、次回は伊達の負け戦。つまりは真田たちも苦戦を強いられるって事でしょうから本領発揮となりそうです。


またモブ兵士がやられた兵士を抱えて「いいヤツだったのに……っ!」と言って幸村に向かっていきますが、これもゲーム通り
ただしゲームではギャグというかネタに近い形で発言されますが、アニメは作品のシリアスなテーマを深化させるような方向で用いています。ここら辺でも脚本の優秀さが分かろうというもの。


信長の非道さ、明智の卑劣さもセリフだけではなく作戦から表現しているので、より分かり易くかつキャラ的に複雑な形になっているんですね。改めてゲームやってみると明智は全然あんなキャラじゃありません。
快楽殺人狂で、本能寺の変後にマスク付けられて柱に繋がれてたりする様なキャラです。
食事係が外すと噛み付いて……というアレね。
ネタばっかが先行して(それはそれで面白いんだが)中身はあまり無い。
でもアニメはネタと中身を両立させてるから、本当に絶賛してしまう。


慶次も色々考えた上での同盟策でしたし、慶次の事を考えながらも戦う謙信がまた最高にカッコイイ。
慶次は誰も戦わせたくないし殺したくない、一方で謙信はそれが空虚な理想論である事を知っているから止めようとする。こういう描写によって人物に厚みが出てきますが、それを物凄くキチンとやってくれています。


今期で、真マジンガーは別として普通に選べばもっとも優秀な作品と言っても過言じゃない気がしますねぇ。


さて、今週ラストで長政が撃たれましたが……ゲームのお市は電波ヤンデレ系のキャラでいつもは「私が悪いの……」とか言ってますが、長政がやられたら裏返って凄い事になる、という設定です。


果たして来週は能登さんの覚醒お市が出現するのか!?
期待で目が離せません。