☆教室
現在クラスの皆様のために病院帰りの串カツはつまみを作っている
串カツ「あのさ、先生」
布月「どした?」
串カツ「どうして囲炉裏が・・・」
布月「よくぞ聞いた!どうして教室に囲炉裏があるか!!ではでは少し回想」
串カツ「・・・話したかったのな先生」
回想
☆教室
それはつい1ヶ月前の風の冷たい昼のこと。
きゅみ「ねーねー先生ー」
布月「何?」
きゅみ「もうすぐ冬じゃん?」
布月「そうやね」
きゅみ「冬といえば鍋じゃん?」
布月「え?冬といえばクリスマスのプレゼントと正月のお年玉だろう」
みしる「さすが先生って言っておくか・・・俺的には冬はリア充とかリア充とか・・・」
きゅみ「話を聞いて!!!」
布月・みしる「さーせん」
きゅみ「こほん。冬といえば鍋でしょ?この学校暖房設備とかいろいろばっちりだけど
あるものがボロっと欠けてるのをご存知ですかっ!?」
布月「そうだな、金がねぇな。イケメンとか美女も少ないし・・・ねぇみしる?」
みしる「そうだなー確かにボロっと欠けてるわ」
きゅみ「ノーだよ話聞けこの下衆ども!!!!」
みしる「こえー」
布月「誰だよきゅみ怒らせたの頭おかしいんじゃねぇの」
みしる「先生だよ先生」
きゅみ「あのねぇっ!!!日本には美しい四季ってもんがあるんですよ!!」
フェイト「・・・・・・きゅみの口から美しい四季という言葉を聞けるとはな・・・」
小豆「まず日本について語る時点でなんというか・・・」
きゅみ「黙れそこ!!とにかくこの美しい四季があるにもかかわらず
この学校ではその季節を感じさせるモノがそんなにない!」
布月「中庭に季節の花とか木がたくさんあるじゃん、今だったらもみじとか」
きゅみ「見るだけじゃ物足りないと思わないですか!?」
布月「・・・というとつまりそれは・・・」
きゅみ「月鯖学園にひとつだけ!最高級の素材で囲炉裏を作ろう!!!」
小豆「・・・囲炉裏」
きゅみ「そう!囲炉裏!!」
みしる「お前の口から囲炉裏って言葉が出るとは・・・」
きゅみ「だってだって!うちのクラスには料理上手がたくさんいるんだよ?
おまけに囲炉裏あったかいじゃん!おいしい料理にあったかいとこ!」
布月「確かにいるわな、それある意味そそられる」
きゅみ「でしょ!?だから囲炉裏を教室につくるんだって!!」
布月「・・・フェイト、今すぐ蓮音呼んで、あと男共引っ張り出して」
フェイト「・・・やっぱり俺らが動かされるのか・・・」
みしる「でもいいじゃん、囲炉裏についてはちょっときゅみの説得で心動かされたし」
フェイト「まぁな。すぐにはじめるぞ」
♪♪♪
蓮音「えぇっと・・・とりあえず・・・この教室の真ん中にしようかなぁ・・・」
5分前、学園に駆けつけた蓮音は教室の真ん中で床に何かを鉛筆で丁寧に書いている
蓮音「えぇと・・・蜀黍さんチェーンソーを」
鉛筆をおいた蓮音が立ち上がる。
そこには綺麗な四角が書かれており、その他いろいろ字がびっしり。
蜀黍「はいよー」
蓮音「ではっ!」
蜀黍から差し出されたチェーンソーをさっと持ち上げにっこり笑う
鳥丸「うん・・・怖い・・・」
小豆「どこが怖いのよ、あんな可愛い子差し置いてそれはない」
蓮音「・・・そーれっ♪」
スイッチが入って激しく動き出すチェーンソーを
蓮音がニコニコしながら持っている姿はまるでどこぞの死神のようだ。
四角にそって刃を入れ床板を綺麗な四角のまま剥がす。
蓮音「えぇっと・・・鳥丸さんこの床板もっていただけます?」
鳥丸「ひゃ・・・・・・はいぃっ!!仰せの通りにいたします!!ペルセポネ*様!!!」
蓮音「・・・?とりあえずその床板が折れたり汚れたりしたら全て水の泡になるので
しっかり持っておいてくださいね、じゃあここのコンクリ取り除いてしまいましょうか」
こうして少しずつ少しずつ囲炉裏を作って行った。(男子が)
そして
フェイト「・・・ようやく完成、か・・・」
みしる「できたぁぁぁぁ」
きゅみ「わぁい!早速鍋しようよ!」
蓮音「そうですね、材料も持ってきてるので・・・
記念すべき鍋料理第一回はフェイトさんにしてもらいましょうか」
フェイト「あぁ」
小豆「さすが準備いい!それにフェイトの料理美味しいもんね!」
鳥丸「・・・あの蓮音さん」
蓮音「なんですか?」
鳥丸「この床板・・・」
毎回の作業の間、ずっと床板だけ持って立たされていた鳥丸はまだ床板を持っている
蓮音「あ、それ忘れてた、鳥丸さん置いといていいですよ、強化しとかないとねー
ベロベロの床板なんてすぐにバレちゃうに決まってるし」
フェイト「・・・床板を使い終わったあと戻すのか」
蓮音「そうそう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これでよし、囲炉裏使い終わったらこれで蓋すればOKだよ」
回想終了
布月「まぁそんなわけで囲炉裏がつけられたってわけ」
串カツ「あ、そ・・・ってなんで俺がつまみ作んないといけないわけ!?」
布月「いま料理上手のフェイトが不調だからね、それに囲炉裏使ってみたかったでしょー?
いいじゃない、君この囲炉裏の記念すべき第二百回目使用者ですよ」
串カツ「俺がいない間そんなに使ってたのな」
布月「うん、蜀黍のコーンスープがうますぎるんだもん。
それにうちの実家からすっぽん大量に送られたからさ、大活躍だったわけ」
しばらくは囲炉裏ブームが続きそうだ
*ペルセポネ
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ただペルセポネはいいやつなのです。
決して悪人ではございません
鳥丸がおかしいだけです by布月