家族旅行、実質最終日のバルセロナ。
今回は後編。
2015年3月8日~14日。
サグラダ・ファミリアで満足しきった私たちは、カタルーニャ広場周辺からランブラス通りを少し歩き、グエル邸を通ってコロンブスの塔まで行きたい。けれどもおなかがへった。
ということで、サン・ジョセップ市場が奥に広がるあたりのレストランでパエリアをいただく。
美味!
ちょっとゆっくりしてから、また歩き出す私たち。
グエル邸が見当たらず、少しうろうろ行ったり来たりしつつ、グエル邸は外から眺めて終了。
目指すはコロンブスの像。
どんどん通りを進んでいくと、コロンブス見えた!
さて。写真をとるとき。
人によって、人物が多くなったり、お花に目がいったり、子供に目が行ったり、食べ物の写真ばっかりだったり、車だったり、動物だったり、景色や町並みが取れれば満足だったり、旅行に行って撮る写真は人それぞれ。
で、父は私たち3人(母、姉妹)を撮りたがり、私たちは景色 (& 時に変顔) が取れればよい派。
コロンブス像がどんどん近づいてくる。
私たちは コロンブスの写真が撮れれば満足で、そんな私たちを「そこに並べ」と指示しては写真を撮りたがる父。
ひとしきり写真を撮られた後、わらわらと歩き出す私たちに向かい、父が私に一言。
「あのー、すいません。写真をとってもらってもいいでしょうか。」
敬語で頼みだした父に、
「パパごめーん」と思いつつ、面白くて仕方なかったのでした。
コロンブスを背に満面の笑みの父。
コロンブスがいるちょっと手前に、全身仮装して佇んでいるよくわからないアートっぽい人たちがいて、(写真をとったらコインをいれるシステム) 母のアンテナにひっかかる。
「ママ、あの人と写真とりた~い」ということで、
ご機嫌でぱちり。
金色の人に母、頭なでられてました。
さて。コロンブスはアメリカ大陸を指さしてるそうで、このあたりは海辺です。
海沿いの大きな通りをあるいて、いろいろ見ながらまたカタルーニャ広場まで戻ろうのコース。
この写真の奥に見えるのはハビエル・マリスカルの巨大エビ。
海沿いなので、植物も南国チック。
古代ローマ時代の城壁が残っているところとか、王の広場(工事中)とか、カテドラルとか、いろいろ立ち寄る。
さすがに疲れて、スタバで休憩。
この後は、お土産を買いたい両親がデパートへ。
私はお気に入りのイタリアブランドのショップを見つけたので妹を連れグラシア通りへ。
素敵ワンピ買いました。いえい。
さて。
最終日のハイライトは、オプショナルツアーで申し込んでいた、ディナー付きフラメンコショー。
バルセロナ五輪会場だったモンジュイックの丘というところバスで移動すると、そこはテーマパークみたくなっており、
その中のひとつのレストランへ。
※ツアー内容はこれに近いのでご参考
http://allabout.co.jp/gm/gc/184821/
ステージには楽器が置いてあり、タパス食べながら開演を待つ。
貫禄のおじさんたち、ちょっと若めのお兄さん、若作りのおねえさんたちなどが続々登場。
ギターの演奏が始まって、歌がそれにのっかって、「歌うまっ!!!」
遠くの椅子に座ってたおねえさんがいきなり立ち上がり、踊りだす。
おぉおおぉぉおお!! ←感想
なんだろう。
もう、すごかった!!!
ショーのあいだ、ずっとひきこまれておりました。
この人、ジョントラボルタ→藤井隆→最終的に田原俊彦に見えました。
休憩をはさんで、衣装替えしてもう一度出てきた彼ら。
何が素敵って、楽器の人、歌の人、踊りの人、きっとずっと一緒にやってきた仲間なんだろうけど、みんな仲良しでものすごくお互いが楽しんでいる感が伝わってきたこと。
こうやって、「たのしいっ!!」ていうオーラ全面に出しながら人にサービス提供できるなんて、素敵だわぁと思って見ておりました。
終了後、真似してステップ踏みたくなってふざけあう私たち。
最後のハイライトだったフラメンコは大満足。
ホテルに戻り、翌日の帰国(日本とマルタ)に向けて準備。
翌日は、お互い午前中のフライトだったので、バルセロナの空港で解散。
ゲートが近かったので、妹と最後まで一緒にうろうろしたりお話したりしておりました。
振り返ってみると、すでに一か月も前の出来事になってしまったのですが、約一週間の家族旅行は本当にあっというま。
このツアー内容、3か国いろいろなところに行けてゴージャスだったし、家族でこんなに長いこと旅行するのは初めてだったので、とっても素敵な思い出となりました。
次はどこにいこうかな? にやり☆