すっかり12月も後半戦のマルタからお送りしております、2014年12月15日(月)。
マルタの生活も約5か月経過。
成長している、と、思われる、と、言いたい。
各生徒の滞在期間もまちまちなので、いつのまにか今のクラスのなかでも2番目の古株になってしまいましたわたくし。
ということで、おなじみ?舌ピアスのデイビット (本日のブログの主役) からは「これ、前にもやってるからマリエ説明しろ」的にフられることが多い。で、たまに間違ってて「 ん ん 」とか言われる。笑。
で、お昼のインテンシブの授業も今はデイビット。
本日のトピックは"アニマル"で、しばらくアニマル関連話をそれぞれしていた時に、ロシアのケイト(美人)が遅れて教室にやってきました。
ヘアアクセが蝶々モチーフだった彼女。
デイブが「今日のアニマルのテーマにぴったりだね、そのバタフライ」的なことを言ったので、
「蝶々もアニマルって言えるの?」と私。
説明しよう!(デイビットが)
英語では、
アニマル→脊椎動物なら→哺乳類、爬虫類、両生類、鳥類、魚類 と分岐していって、
アニマル→脊椎動物じゃないなら→昆虫とか、軟体動物とか、いろいろ含むらしい
と、日本語の"動物"で描くイメージと違うことが判明。
(常識だったらごめんなさいですが)
こちらアニマル(脱線)
ラクダ商人(※!)のリビアンガイが、「そんなはずはない、蝶々は昆虫だ!俺は認めない」と頑固だったので (認めないってどういうことだ 笑) 、
言語によって、物事のとらえ方、切り取り方の範囲が違ってくるの、おもしろいなぁと思ったのでした。
※キャメルセールスしてたと言っていたから間違いない
ちなみに、ひとこぶラクダはdromedarius、ふたこぶだとcamelusで違うらしい。
日本語では、動物や魚、種類によって単位の呼び方(匹、尾とか)が変わってくるけど、
英語ではオス、メス、子供によってそれぞれ単語があって、
例:犬=dog、bitch、puppy
さらに群れになるとまた呼び方が変わるそうで、
例:魚の群れ=a shool of fish
全部教えてもいいけどそれはエクストリームリー ユースレスなのでまた次回、というデイブ案に賛成。
人間は名前をつけたい生き物、と昔何かで聞いたけど、そうやってカテゴライズしたり、物事を特定していくことで理解とか認識をきっと深めるのだろうけど、
それぞれの文化が持つ大切なものとか、よく使うことば、掘り下げたい事柄が違うから、こういう差異が出てきて当然なんだけど、うん。それが面白い。
そっからさらに派生して、本題。(今更。)
我らがワイルドデイビッド。
彼がオーストラリアにちょっと住んでいた時のこと。
友達と、夜に運転していたら、カンガルーが飛び出してきたそうで。
カンガルーは巨大だから、普通なら車つぶれちゃうそうで。
飛び出してきたカンガルーは小さめだったから、幸運にも車ちょっとかすったくらいですんだらしい。
で、
カンガルーは死んでしまって、
よくみるとおなかの袋には赤ちゃんカンガルーがいて、
袋から出してしまうと赤ちゃんカンガルーが死んでしまうことを知っていた彼らは、
ナイフをとりだして、
まりえ:のぉぉぉぉぉぉうううぅううぅ
(ほかの生徒が静かだったことが解せない)
袋のまわりを切って、
赤ちゃんを袋ごとパトロールの人に渡したそうです
ラクダ商人:いいことしたね、ぐっじょぶ (上から)
きっと赤ちゃん助かったからよかったんだけども、
そして、(デイブ、まだ続きます)
そのまま、友達と、カンガルーの生肉を食べてみたそうです。
おいしかったそうです。
まりえ:・・・(若干引き気味)
コロンビア代表・・・プアーカンガルーゥ
ラクダ商人:おいしいだろうね、俺も同じことすると思うよ (上から)
デイブ、今までいろんな国に住んだことがあるような話をしていたけれども、どこでも生きていけるというか、サバイバル能力高いというか、本物のワイルド系だなぁと思いました。
あと、ラクダ商人の観点がもう全然違うので、それはそれで楽しい。
そのまま、アニマルの話がエスカレートして、授業中に見た圧巻の動画がこちら。
クロコダイル VS ライオン VS バッファロー。
https://www.youtube.com/watch?v=LU8DDYz68kM
けっこうエグいので、そういうのダメな方は見ないでください。
ただ、4:31からのバッファローが圧巻です。
要は、子供のバッファローがライオンに捕まって、ライオンとクロコダイルで子供バッファローの取り合いになるのですが、一度引き下がったバッファローが。。。という内容。