日経新聞朝刊の文化面に掲載されている「私の履歴書」。
いま細川護熙元首相のバイオグラフィーを連載中だが、今朝の記事に思わず心を動かされ、ついキーボードに向かってしまった。
『道義を重んじ、謙譲を美徳とし、質実な生活を心がけ、ぜいたくと浪費を憎む精神--。
農を基本とした緑の美しい国土に、こうした気風がみなぎっているならば、テレビや車があふれかえっていなくとも、必ずや世界の国々から敬愛のまなざしをもって接せられるだろう』
『(日本の課題は) 大量生産、大量消費の経済社会を、質があり、実りのある社会に転換していくことだ。
持続的な成長を目指すにしても、かつてのような高度成長はもはや期待できない。パラダイムの転換が必要だ。
あえて乱暴にいえば、例えばライフスタイルも江戸時代のように、朝顔と金魚をながめて暮らすのが一番分にあった平和な生き方だというぐらいの覚悟が必要だろう。』 ~本文より~
土の匂いを嗅ぎ、無音に耳を澄まして季節の移り変わりを探る。
酷暑に炙られ、雨に濡れて、相好を崩す。
年配者に勇気づけられ、青年の健脚に憧れる。
・・・なるほど、自転車でとれるバランスもあるものだ。(笑)
趣味の時間だけではない。
この記事に感じ入るものがあるなら、日々の生活の中でも積極的に意識すべきなのだろう。
ひょっとしたら本当に自分の内側で「パラダイムの転換」が体験できるかも知れない。



