天に唾する | サイタマ無頼

サイタマ無頼

【中年サラリーマンの週末自転車モノローグ】


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先週末を風邪っぴきで寝込んで過ごしたかと思えば、この土日もぶり返しでひどい頭痛・倦怠にやられる始末。

だましだまし一週間を乗り切ったが、緊張の糸の切れる週末はやはりダメだ。

もう、てんで冴えない。



少しくらい自転車に触っておいた方がいいだろう、と重い腰を上げて手をつけたのがロードバイクのタイヤ交換。

1年半ほど放ったらかしだったので、気になっていたのだ。


性能的にはハイエンドのEXTENZA RR-1も、経年劣化でこの体だ。

サイドウォールのひび割れがぐるりと一周し、ほつれたタイヤ繊維の糸があちこちから飛び出している。

やはり換え時といえば換え時なのだろう。







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タイヤは手持ちのEXTENZA RR-2/25Cを装着。

本当は新品を奢りたいところだが、年末年始の付き合いでオトーサンのお小遣いはとっくに底をついているのだ。


EXTENZAは比較的嵌め外しのしやすいタイヤだと思う。

嵌めこみはタイヤレバーを使わず、手でできる。

ちなみに、バルブの位置にエンブレムを揃えるのはお約束だ。(笑)






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リアタイヤの装着は、上の写真の要領でやればチェーンに触れて手を汚すことなく簡単にできる。

まず車体を持ち上げ、後ろ側からホイールを車体へ差し込む。

この際、スプロケを下側チェーンに置くように載せ、あとはリアエンドをガシャッ!とシャフトに噛ませればそれで完了だ。


**


RR1/23CからRR2/25Cへ。

競技用タイヤとしては、明らかなグレードダウン。

値段が倍ほども違うタイヤの性能差は歴然としている。

ツール.ド.草津のヒルクライム大会を視野に入れるなら、ここでわざわざ重く太いタイヤを履かせるなど本当なら論外の選択になる。


しかし。

たった2mmの差ながら、25Cのファットタイヤは乗り心地の面で23Cタイヤをぐっと上回る。

ソフトな接地感が長距離ライドの疲れを軽減し、自転車ツーリングの楽しさを増してくれるのだ。


換装後の試乗でも、乗り味の違いはすぐに体感できた。

股にくるゴツゴツ感が少なく、楽チンでちょっと楽しい。

機材は正直だ。



私は、ヒルクライムであろうとツーリングであろうと、自転車には楽しく乗りたい。

もちろん、それは競技イベントであっても同じこと。

まず自転車に乗ることが楽しくないことには、イベントだって楽しめようはずもない。


だから、機材選びは、「速い」より「楽しい」を選択するのだ。

速い遅いは、あくまで他人基準。ここは、自分本位の目的が何かを間違えないようにしたい。



・・まあ、そもそも100グラム200グラムの違いなんて、自分の体重をオトせば済むだけの話。

所詮、私レベルでは缶コーヒー1本分にも満たない誤差の範囲だ。

まったくもって、問題ないのですよ。(笑)




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