パチンと膝頭を打つ | サイタマ無頼

サイタマ無頼

【中年サラリーマンの週末自転車モノローグ】

もうすっかり中年おやじの私。

世の人々の含蓄ある言葉やストーリィにココロ動かされ影響を受けることもめっきり少なくなった。


・・・が、趣味のジャンルで最近読んだエンゾ・早川氏の著書、これは結構面白かった。

今の私にとっては、思わず膝頭をパチンと打ってしまう「まさにコレあり」の奇書だった。


『まちがいだらけの自転車えらび ~幸福な自転車乗りになるための正しいロードバイクの買いかた~』


書中エンゾ氏の物言いは好くも悪くもストレートに過ぎ、相当に独善のきらいがある(メッセージのインパクトを増すための意図的な手法と思うが)ため、世評での賛否や好悪が極端に分かれるのもうなずける。


一方、内容はまったく誠実かつ明快で、自転車という趣味に正面から向き合うため避けて通れない本質の部分、すなわち「ツール」と「フィジカル」の関係性を素人の我々にも解りやすい言葉で著したものだった。


個人的にとくにドスンと響いたメッセージは次の2点。

■自転車に乗ってアソコが痛いココが辛いという前に、きちんと身体を鍛え、スポーツとして正しい乗り方とツール(自転車)の使い方をするべし。

■ツールは性能や安全性が実績として裏付けられたモノに相応のコストをかけるべし。「売れるようにつくる」「流行りだから売る」でポッと出てきたプロダクトに惑わされてはいけない。


勝手な意訳になるが、つまりは

どうせ乗るならつべこべ言わずにキチンと身体鍛えて乗りなさい。

毎回考えながら乗って、必要なものにはそれなりにコストをかけなさい。

そうすればきっといずれ趣味としてより深い愉悦、「その先にあるサムシング」が味わえマス。

・・・とまあ、そういうコトらしい。(苦笑)


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で、昨日はコンディション調整も兼ね、またしてもクロスバイクで狭山湖を2周。

いよいよ強まる午後の陽射しのもと、しっかり汗をかいてきた。


サイタマ無頼



先週は日々の筋トレもおさおさ怠りなく、体重カーブはゆっくりながら目標への進捗をみた。

ただ・・体脂肪率がなかなか下がらない。。

なぜだろう・・・ くぅ~~。

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