ヒメザゼンソウは湿地に生えるサトイモ科の多年草で、希少な植物だそうな。
先日NHKのニュースで狭山丘陵にこの花が咲いていると紹介していたので、散歩がてら見に行くことにした。
自然の里山をそのまま展示物とする「さいたま緑の森博物館」で案内を乞うと、すぐに観察できる場所を教えてくれた。
夏草に覆われた地面をひとあたり眺め回すと、ヒメザゼンソウはすぐに発見できる。
一見地味な花だが、目を凝らすとじつにカワイイ。
大ぶりの衣を着た丸い花序が親指姫に譬(たと)えられたりもするようだが、なるほど、それもうなずける。(笑)
里山の観察は四季折々の楽しみがあってことのほか愉しい。
・・・が、次回は虫除けスプレーを持参した方がよさそうだ。(爆)