年末から、母と時間がもの凄く増えた。
母の病状は芳しくないため、経過観察の時間が過ぎるばかりで、ただただ一緒の時間を共有するだけ。根本となるがん対する治療は行えず、体力回復を軸にした肝機能の改善を目指している。

現時点で、すでに僕が行ってきた治療、症状も大きく異なり、何より母が痩せていることがとても不安でならない。
同じ病気を経験した自分でも分からない状況に、家族全員が苛立ちをこころの中にしまい話しをする。

元気なときに、一緒の時間を大切にするべきだったと後悔ばかりが頭になかによぎるが、過ぎ去った時間は取り戻せない。

今は、母自身の体力回復と医療の力を信じ、少し先の未来に、この時の話しを涙なく話せる日がくることを信じるしかない。

先の状況が見えなかった、治療当初のあの時の僕同様、母の孤独、不安、焦りを少しでも改善できれば。

患者の家族にできることは、一緒の時間を大切にすること。

2014年の人間ドックから3回目の受診を向かえることができました。

2014年と同じ病院です。


朝早く病院へ向かい、検査着に着替え、検査項目の順番を待ちます。

健康だったときには、あまり有り難みを感じなかった、会社の福利厚生や健康保険組合の制度。病気になって、その有り難みを感じています。

2014年に人間ドックを受診したお陰で、今の自分が存在します。2014年に腹部エコーをして頂いた技師さんが、本日も検査をして頂きました。そして、当時の診断のお礼を言うこともでき。

胃カメラも行い、こちらも問題なし。

ハッピーな気持ちで人間ドックを終われると思っていたのですが、最後の診断で肝機能については、今回も指摘を頂く結果となりました。

来年も変わらず、この場所に来ることを、自分のこころの中で約束をしました。


患者時代にも悩まされた孤独感。ケアギバーとなっても訪れることが、分かりました


僕は、患者として約2年、闘病生活を送り、その時、家族の気持ちが知りたくて、沢山の方のブログや話しを聞かせて頂きました。

色々な情報があった中でも、僕にもケアギバーとし孤独に感じることがあります。自分の行動は正しいのかを自問自答しながら、前に進んでいます。

ただ、僕のことを心配してくれる仲間がいる。このことが、僕を孤独感から脱却させてくれる。

不謹慎だが、自分が先にがんに罹患して良かったと思う。

大切な人を思う気持ちは、みんな同じです。良くなり、日常生活に戻り、同じテーブルで方を並べ話しをする日を信じて、今を乗り越えられると嬉しいです。