入院してから早くも2ヶ月が経過してしまいそう。

体調の回復は、まだまだほど遠いが、入院生活に窮屈な感じで、早く退院いたいと話し出す。僕は、そんな母と可能な限り、一緒の時間を過ごす。入院当初は、子供の時の僕の話しをしていたが昔ばなしが一通り終わり、今は孫と会いたいとか、○○は大きくなったか?と、孫の話しが多くなっており、週末、妻と孫を連れてお見舞いをした。
母は上機嫌だったのが表情から汲み取れ、時々、涙していた。

入院してから、母には色々な試練があり、沢山の選択を迫られた。その都度、丁寧に選択をし、結果良好だったこと、良好えなかったことがあった。

上手くいかなかった治療に後悔いている時間は、私たち家族にはありません。

次の対応に向けて進むしかないのです。

先週は、詰まった胆汁を排出するために、経皮経肝的胆道ドレナージ(PTBD)を行い、体調回復と平行して、がん治療に入る予定です。

僕ら家族は、まだまだあきらめません。
医師があきらめても、その気持ちに変化はありません。


前を向いて生きていますか?
自分に自信が持てず、病室から帰宅途中の電車で、自分に問いかけてみた。

12月下旬から毎日、緊張感を持って過ごした。その過程で、結果論になるが上手く進む話より、逆のことが多く、私たち家族は何が正しい判断なのか分からなくなる。

治療が上手く進まず、家族のこころが折れてしまいそうな状況が続く。

必死に生きるために治療に立ち向かう母の行動をみるが、自分がどう話すべきか分からず、話すことを躊躇い沈黙の時間を過ごすことがある。

今日も担当医から、母と一緒に残念な結果を聞くこととなる。

今日は、もう、一緒にがんばろうとは、言えなかった...。喉元まで、もう十分がんばったよって、言葉がでてきたが、それを飲み込んだ。

がん患者の家族の考え方について、十分に勉強してきたはずなのに、全然理解できてなかった。

体験談やブログから理解はできていたが、自分が家族で、その経験をすることのこころの準備も、経験値も持ち合わせていなかった。

そんな中でも、病気は待ってはくれない。気持ちを入れかえ、その瞬間を大切に過ごしていきます。

家族のためでなく、自分自身のために。


昨日の話しになっていまいますが、2月5日は、僕がはじめて告知を受けた日でした。
あの日から、3年が過ぎ、4年目に入りました。

結果が出るまでの半月が本当に長く、寝れない日々が続いたことを思い出します。

2014年のあの日から、今日まで、色々な方のサポートを頂き、そして今があります。

本当に有り難うございます。



そして、今、僕は自身の病気と向き合うことに加え、母の病気と向き合っています。年末の緊急入院から、未だ退院の目処がたたず、治療方針も決まらないまま、容態の安定を最優先している日々。

最近は、針積めた時間が長かったためか、苛立ちが取ってわかります。

僕ができること。

隣で話しを聞くことしかできません。

会話中に母の表情や、体の状態をみると、細くなった家族の腕や、腕に無数の注射の痕をみた時に、いたたまれない瞬間があります。

それでも、大切な家族の時間を大切に過ごしていきます。