ムーンワーカーズ -28ページ目

ムーンワーカーズ

一人ひとりの人生があり、仕事がある。
自分というものをもっと知ろう。
個性は十人十色、作業も十人十色。
仲間の数だけ楽しさは増え苦しみは減る。
人に迷惑かけたら人の迷惑もらおう。
それがどうした? そんなもんでしょ。
地域と仲良く家族を信じ自分を大切に。

その2.埋蔵資源の限界

拡大(=成長)至上主義のもとに産業や都市は重厚長大化し、化石燃料と原子力に依存したエネルギー浪費社会は、生命が40億年かけて創り出した現在の生態系のみならず地球そのものをも蝕んでいっている。簡単に言えば、経済成長と引き換えに地球の資源が失われてしまっているということだ。と、言えば簡単だがこの事実、何とも深刻な問題なのである。なぜなら、地球の生命体が何億年もかけて蓄えた地下資源を、人類という一種属がたったの100年余りで使い切ろうとしているからだ。それのみならず、大気中には何億年分ものCOが一気にばらまかれてしまう。さらに、原子力に至っては放射能までまき散らすことは今さらいうまでもない。

ところで、日本の自動車業界がリードする電気自動車をエコカーだと思っている人が多いようだが、私に言わせればエコではなくエゴである。石油やウランで起こした電気で車を走らせる以上、決してエコにはならないからだ。ハイブリッドカーのほうがまだましで、現状のガソリンの代わりに植物油を使用してはじめてエコカーといえよう。ともかく人間とは欲望のかたまりであり、はなはだ身勝手な動物なのである。

既にお解りのことと思うが、上述した地下資源(石炭、石油、天然ガス、ウランなど)による枯渇性エネルギーの消費が、生物と地球の将来にとって「悪」であることは明白である。それに対する「善」エネルギーとは、太陽光、太陽熱、水力、風力、地熱、波力、温度差、バイオマスなどで生まれるもので、いくら使っても枯渇することない再生可能な循環型エネルギーである。別称、自然エネルギーあるいはソフトエネルギーとも呼ばれ、地球が存在する限り、人類や生物に負担をかけることは一切ない。私たちは過去を悔い改め次世代にツケを残さないためにも、早急に「悪」から「善」へエネルギーを切り替えていく必要がある。

もう一つ付け加えるならば、自然エネルギーの代表格である太陽光・熱は、エネルギー循環だけではなく、植物とのコラボレーション「光合成」によってCO2を減らしO2を造り出している。私たち動物が日々おいしい空気を吸えるのもこのおかげなのである。さらに興味深いことに「光合成」は、生態系大循環の源でありながらも、その基本システム自体は一枚の葉っぱの中で完結しており、現代文明の粋を結集しても造り得ない神技に等しいといわれている。

    

<図:森林・林業学習館 http://www.shinrin-ringyou.com/ より引用>

 

 

 つまり人類の文明は葉っぱ一枚にさえかなわないということなのだ。そんな文明が、ましてや経済成長が、この先果たして必要なのだろうか。人間とは賢くもあり、また愚かな 動物なのである。

さて、ナウシカの暮らす風の谷では、海から吹き付ける潮風で風車を
回し、その動力で地下水を
汲み上げ、生活用水や農業用水をまかなうという中世さながらの情景が描かれていた。

日本で言うなら戦前までの里山-水車を回すことで揚水や脱穀・製

粉を行う姿-がこれに近いだろうか。

ちょっと心安らぐものがある。ムーンワーカーズが農業を始めた理由はここにある。 勿論、使用エネルギーは人力のみである。  

美浜のグルメコンテスト 決勝大会で大健闘!

美浜町「ご当地グルメコンテスト」が10月9日、同町の南知多ビーチランドで開催され、予選を通過した12チームが味を競った。我がムーンワーカーズ作業所は豆腐と白玉を用いたパフェ、「 ソイSOYパフェ でこの戦いに挑戦した。

 


コンテストが始まってすぐテント前に行列が出来始め、12:50の終了までなんと133食を完売した。結果、ムーンワーカーズは5番目に投票が多く、『 美浜町観光協会長賞 』を受賞した。 これは利用者、スタッフのチームワークの良さであった事は言うまでもない。ちなみに最も人気が集まったのは金比羅製麺の角煮を乗せた冷やしうどん「健美トンとん」がグランプリであった。
 
作業所開設2ヶ月あまりでこの様な名誉をいただけた事はムーンワーカーズにとって大きな希望となった。

 

その1.生物の限界

太古、弱肉強食の時代に栄華を誇った恐竜たちが絶滅した理由は? 隕石説か火山説か? 実のところ、それがどちらであろうが問題の本質ではない。真の理由は、彼らが巨大になりすぎたために環境の変化に順応できなくなったからである。

 一方で、その時代に周囲におびえながら暮らしていた弱者たちが、細々ながらも今日まで慎重に生命をつないできたのである。言うまでもなく、人類の祖先も弱者であった。

 ところが、人類は産業革命以降、急速に恐竜化してしまった。さらに言うなら、人類が作り出した「産業経済社会」は実態の何倍にも膨れ上がった「風船怪獣」みたいなものだ。ただ、この怪獣、ウルトラマンでも下手に手が出せない厄介者である。なぜなら、爆発してしまうと放射能をまき散らすからだ。ウルトラQに頼んで怪奇大作戦をもってしても無理であろう…と、 話が「円谷」方面へずれてしまったが、つまるところ生き物の大きさには限界があり、それを超えたものは必ず崩壊するということである。恐竜然り、マンモス然り、そして人類は…。

さて、円谷から別の谷に話を移す。 「風の谷のナウシカ」をご存じだろうか。

ユーラシア大陸の西のはずれに発生した産業文明は数百年のうちに全世界に広まり巨大産業社会を形成するに至った。大地の富をうばいとり大気をけがし、生命体をも意のままに造り変える巨大産業文明は1000年後に絶頂期に達しやがて急激な衰退をむかえることになった。『火の7日間』と呼ばれる戦争によって都市群は有毒物質をまき散らして崩壊し、複雑高度化した技術体系は失われ地表のほとんどは不毛の地と化したのである。その後産業文明は再建されることなく永いたそがれの時代を人類は生きることになった。

- 「風の谷のナウシカ」冒頭の一節より引用

もう少し話の続きをさせていただこうと思う。

 陸地の大部分には、瘴気(有毒ガス)によって人が息すらできない「腐海」と呼ばれる森が拡がり、複雑怪奇に巨大化した蟲(むし)たちが、これまた巨大化した菌類と共に生息していた。胞子の拡散で勢力を拡大するそれら新生態系は、従来の生態系を脅かす存在となっていた。一方で人類は、種の存亡の危機に瀕していながらも領土紛争に明け暮れ、それによって蟲たちを刺激し、さらに腐海が拡がるという悪循環を繰り返していた。

ある日、ナウシカが暮らす辺境の小国「風の谷」に侵攻してきた大国トルメキア軍は、腐海の発生源である胞子を持ち込んだばかりでなく、平和だった谷に大海嘯(腐海最大の生物 『王蟲=オーム』の大群が津波のように人里へ押し寄せること)をもたらす。自らが招いた脅威におののくトルメキア軍は、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたと伝えられる「巨神兵」を復活させ、迫り来る王蟲の大群を焼き払おうとする。ところが、蘇生不完全で重力に耐えきれなくなったその化け物は自滅してしまう。そして暴走の勢いを増す王蟲の大群の中に、風の谷の王女ナウシカはたった一人、その身を投げ出すのである…。

経済成長に陰りのない約30年前に、宮崎駿氏はこの作品を書いた。単に科学文明の行く末を説いているだけではなく、そこには、隣国を制圧し自然すらも征服してきた西洋人と農耕社会で自然と共に生きてきた日本人、根本的に異なる二つの世界観が描かれている。東日本大震災による原発事故から半年、アメリカで起きた9.11同時多発テロから10年経った節目に、今一度見つめ直さねばならない人類の課題がぎっしり詰まっており、さしずめ『風の谷の“なう” 』としか言えない作品なのである。

ムーンワーカーズは小さな作業所だが、大きくなることに何ら魅力を感じていない。

910()、春日井市の愛知県立春日台養護学校PTA主催による
東日本大震災復興支援「第一回はるひまつり」が、開催されました。
 ムーンワーカーズ作業所は、全員参加をしました。

午後3時の開演で、残暑厳しい中たくさんの人で賑わいました。

春日台養護学校職員による「AKB48春日台バージョン」、

     

しっとりオカリナ公演、がんばれ
東北津軽三味線公演、
千本引き
ゲーム、そして参加した各作業所による模擬店、
ジュース・コーヒ
ー・焼きそば・たこ焼き・みたらし・かき氷
お絵かき煎餅等、又、手作りによるアクセサリーや日用品
雑貨等の販売がありました。

私たちムーンワーカーズ作業所のテントでは南知多産の
しらすがたっぷり入った「しらすコロッケ」と、
春日井市のパン屋さんで製造加工をした「朝宮ラスク」の
2点にしぼり、利用者、スタッフ全員で全力で頑張り
午後
5時の閉幕を待たずに完売となりました。完売の瞬間、
誰となく拍手がおこり、またたく間に全員の拍手となりました。

 今回はムーンワーカーズ開設以来はじめての全員参加の屋外活動
であったにもかかわらず、
一つの目的を皆でやり遂げた事には
本当に大きな感動がありま
した。

     

今回のイベントの関係者の方々、ご協力いただきました皆様には

心よりお礼申しあげます。

 

三重から愛知に台風がさしかかったその夜、知らない番号から私の携帯へ電話がかかってきた。お互い外出中だったかな?

 「明日そちらへ打ち合わせに伺うお約束をしてましたラジオサンキュウの林ですが、この台風なので明後日にずらしてもらっていいですか? 今、春日台に娘を迎えにきて道が大変なことになっていて…」 「…わかりました、明後日ですね。」と返答しつつも、なんで春日台の娘さんの話が今…、台風も明日にはおさまるだろうし…、まっ いいか、でもちょっと変な人だなと思った。

 打ち合わせの日、いただいた2枚の名刺を見ながら、福祉番組のパーソナリティのかたわら、障がい児を持つ親としての様々な活動を…、はぁーそれで忙しいんだ…、おとといの話とつながった。なんともバイタリティあふれる人だなと思った。
 出演当日、約束時刻を30分遅刻してスタジオに着いた私は、ガラス越し 本番中の林さんに「ごめんなさい」と頭を下げ、放送室に入った。

ぶっつけ本番で最初は焦り気味だった私だが、気がつくと笑いながら話している…、名刺の肩書き通り、この人はプロのナビゲーターだなと思った。
 その後私は、そんな林ともみさんが気になって気になってしょうがなく、微力ながら「ともみ と ともに」番組スポンサーの一員にしてほしいと、彼女の携帯へ電話をかけた。ということで、今後ともムーンワーカーズと末永いおつきあいをお願いいたします。

 林ともみさん情報: RADIO SANQ(FM 84.5)では月曜日「SANQモーニング」を担当。番組の中で「ともみ と ともに」という福祉コーナーをやっています。みなさん 聞いてネ!

Webite情報: ムーンワーカーズのサイト http://craft-moon.com/moonworkers/ 

から 「ともみ と ともに」でムーンワーカー紹介ページ http://ameblo.jp/tomorin828/entry-11031009356.html 

へリンクを貼りました。 みなさん、見てネ!

30年間モノづくりの世界に生きてきた私が、その原点に立ち戻るきっかけとなった話です。

癌で余命半年を宣告された母親が、自分亡き後に残される5才の娘、はなちゃんに対し、ひとりで生きていく上で何が必要で、何を伝え、何を身に付けさせるべきかを思い悩んだ。それは、掛け算でも漢字でも英語でもなく、家事をすること、中でも「ごはんを作る」ことだった。 やがて半年が経ち母親を亡くしたはなちゃんは、ある日、帰りの遅い父親にメッセージ付きの夕食を作る。“お父さんのごはんを作るのが楽しいです。”  その後、はなちゃんは父親との生活の中で、母を感じながら父を思い、父親もまた、娘とその母に感謝しながら精一杯の生活を生き生きと続けていく。 この事実を知り、当時、香川県の小学校長だった竹下先生は、親や教師のブーイングを押し切り、自分の小学校で3つの決まりのもと「弁当の日」を始めた。 1.子どもだけで作る 2.小学校5,6年生のみ 3.年数回。 始まって1回目は、親の手助けで弁当を作っていた子どもたちも、2回目からは、自分だけで作ったことを自慢するようになり、次第に目つきも変わり生き生きと自立していく。 それを見てきた下級生は自分たちにも早く「弁当の日」が来ないかなと思うようになり、やがてそのことを喜ぶ親や教師たちが変わり始め、家庭や学校が変わり、そして地域まで変わってきた。

 竹下先生はこう言う。 ”お母さんが1時間かけて作った弁当には、お母さんの1時間分の命が詰まっている”

最後の11回目が終わった子どもたちの卒業に、竹下先生はこんな言葉を贈った。


食事を作ることの大変さが分かり、家族を有り難く思った人は優しい人です。
手順良くできた人は、給料を貰える仕事についたときにも、仕事の段取りのいい人です。 
食材が揃わなかったり、調理を失敗したりしたときに献立の変更ができた人は工夫できる人です。
友だちや家族の調理のようすを見て、技を一つでも盗めた人は、自ら学ぶ人です。
微かな味の違いに調味料や隠し味を見抜いた人は、自分の感性を磨ける人です。
旬の野菜や魚の、色彩・香り・触感・味わいを楽しめた人は、心豊かな人です。
一粒の米・一個の白菜・一本の大根の中にも「命」を感じた人は、思いやりのある人です。
スーパーの棚に並んだ食材の値段や賞味期限や原材料や産地を確認できた人は、
賢い人です。
食材が弁当箱に納まるまでの道のりにたくさんの働く人を思い描けた人は、想像力のある人です。
自分の弁当を「美味しい」と感じ「嬉しい」と思った人は、幸せな人生が送れる人です。
シャケの切り身に、生きていた姿を想像して「ごめん」が言えた人は、情け深い人です。
登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのを嬉しく感じた人は、慈しむ心のある人です。
「あるもので作る」「できたものを食べる」ことができた人は、たくましい人です。
「弁当の日」で仲間がふえた人、友だちを見直した人は、人と共に生きていける人です。 
調理をしながら、トレイやパックのゴミの多さに驚いた人は、社会を良くしていける人です。
中国野菜の値段の安さを不思議に思った人は、世界を良くしていける人です。
自分が作った料理を喜んで食べる家族を見るのが好きな人は、人に好かれる人です。
家族が手伝ってくれそうになるのを断れた人は、独り立ちしていく力のある人です。
「いただきます」「ごちそうさま」が言えた人は、感謝の気持ちを忘れない人です。
家族が揃って食事をすることを楽しいと感じた人は、家族の愛に包まれた人です。
  
-滝宮小学校の卒業生に贈ったことば・卒業文集への寄稿より引用-

利用者一人ひとりに、いつかそんな言葉をかけてあげることを夢に描きながら、ムーンワーカーズ作業所を開所いたしました。
これまでご支援ご協力いただきました関係者の方々、そして地域の皆様に、心よりお礼申し上げます。

株式会社ムーンワーカー 社長 坂井与志久  

 
 
30年間モノづくりの世界に生きてきた私が、その原点に立ち戻るきっかけとなった話です。

癌で余命半年を宣告された母親が、自分亡き後に残される5才の娘、はなちゃんに対し、ひとりで生きていく上で何が必要で、何を伝え、何を身に付けさせるべきかを思い悩んだ。それは、掛け算でも漢字でも英語でもなく、家事をすること、中でも「ごはんを作る」ことだった。 やがて半年が経ち母親を亡くしたはなちゃんは、ある日、帰りの遅い父親にメッセージ付きの夕食を作る。“お父さんのごはんを作るのが楽しいです。”  その後、はなちゃんは父親との生活の中で、母を感じながら父を思い、父親もまた、娘とその母に感謝しながら精一杯の生活を生き生きと続けていく。 この事実を知り、当時、香川県の小学校長だった竹下先生は、親や教師のブーイングを押し切り、自分の小学校で3つの決まりのもと「弁当の日」を始めた。 1.子どもだけで作る 2.小学校5,6年生のみ 3.年数回。 始まって1回目は、親の手助けで弁当を作っていた子どもたちも、2回目からは、自分だけで作ったことを自慢するようになり、次第に目つきも変わり生き生きと自立していく。 それを見てきた下級生は自分たちにも早く「弁当の日」が来ないかなと思うようになり、やがてそのことを喜ぶ親や教師たちが変わり始め、家庭や学校が変わり、そして地域まで変わってきた。

 竹下先生はこう言う。 ”お母さんが1時間かけて作った弁当には、お母さんの1時間分の命が詰まっている”

最後の11回目が終わった子どもたちの卒業に、竹下先生はこんな言葉を贈った。

食事を作ることの大変さが分かり、家族を有り難く思った人は優しい人です。

手順良くできた人は、給料を貰える仕事についたときにも、仕事の段取りのいい人です。 

食材が揃わなかったり、調理を失敗したりしたときに献立の変更ができた人は工夫できる人です。

友だちや家族の調理のようすを見て、技を一つでも盗めた人は、自ら学ぶ人です。

微かな味の違いに調味料や隠し味を見抜いた人は、自分の感性を磨ける人です。

 旬の野菜や魚の、色彩・香り・触感・味わいを楽しめた人は、心豊かな人です。

一粒の米・一個の白菜・一本の大根の中にも「命」を感じた人は、思いやりのある人です。

スーパーの棚に並んだ食材の値段や賞味期限や原材料や産地を確認できた人は、賢い人です。

食材が弁当箱に納まるまでの道のりにたくさんの働く人を思い描けた人は、想像力のある人です。

自分の弁当を「美味しい」と感じ「嬉しい」と思った人は、幸せな人生が送れる人です。

シャケの切り身に、生きていた姿を想像して「ごめん」が言えた人は、情け深い人です。

登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのを嬉しく感じた人は、慈しむ心のある人です。

「あるもので作る」「できたものを食べる」ことができた人は、たくましい人です。

利用者一人ひとりに、いつかそんな言葉をかけてあげることを夢に描きながら、ムーンワーカーズ作業所を開所いたしました。

これまでご支援ご協力いただきました関係者の方々、そして地域の皆様に、心よりお礼申し上げます。