アストロメソッドLaboの合田三知花です

はじめての方はこちらもどうぞ➡︎💞

 

 

今日は

金継ぎのクラスでした。

教え始めて

10年以上になりました。

 

 

教える楽しさ、満喫しています。

生徒さんを

定点観測できる

特権もありますウインク

 

 

面白いと思うのが、

長く続けている生徒さんの

物腰や性格の変化。

 

 

一番顕著なのが、

せっかちが、治ります。

すべてにおいて、

急がなくなります。

 

 

どうしてかというと、

漆を使う金継ぎでは、

急げば急ぐほど、

あとでやり直しに

なってしまうことが

多いからです。

 

 

工程を早く進めたくて

小さな凸凹を見逃しをしたり、

下地の漆を厚塗りしたりすると

 

 

その時ラクできた

早く進んだ

と、思った時間の

何倍もの時間をかけないと、

直らないのです。笑

下手したら、

出来てたところよりも、

戻っちゃうのです。笑い泣き

 

 

最初の1~2年は

何度注意しても

急いてしまって、失敗します。

ついつい早く仕上げたくて

漆の下塗りが厚くなったりします。

(そうすると、チヂレというのができちゃうの)

 

 

何度も何度も、

戻ってやり直さなきゃ

ならない目に遭うと、

さすがにだんだんに、

ゆっくり丁寧にした方が

結局は早い!

ということに

気が付き始めます。

やがて確信・納得します。

 

 

そうすると、

自然にゆっくりと

丁寧に直し始めます。

これ、たぶん

無意識下で起こってる。口笛

 

 

***

 

 

器が欠けた部分は、

砥粉と漆を混ぜたもの

(錆漆といいます)で塞いで、

時間を置き硬化を待ってから、

カッターややすりで

形を元の器のように整えます。

 

 

この過程で

錆漆にできてしまう

小さな小さな穴や

ほんの少しの凸凹が、

最初は、みなさん見えません。

 

見えないというか、

認識できないのです。

竹串で

「ココ」と指し示しても、

見えない人は見えない。

 

 

視力じゃないんです。

 

 

でもね。

何度か器を仕上げるうちに。

 

 

仕上がった

自分の金継ぎが、

先生のと違うのはなんでだろう?

どうして自分のは

キレイじゃないのだろう?

って

 

疑問や不満を持った後で

「それ、下地の少しの凸凹を

ちゃんと埋めなかったからだよ」

と指摘すると、

「あ、ほんとだ」と、見えるのです。

 

 

面白いなあと思います。

だから、

私は初心者の人には、

小さな凸凹や

ピンホールは指摘しません。

見えないからです。


 

 

***

 

 

器用な人と

そうでもない人というのが

あります。

 

 

でも、

そうでもない人が

「好きだから」

「楽しいから」と続けてくれると、

必ず3~4年くらい

経ったときに、

大きく階段を上がり、

化けるのです!

 

 

それまで

ずっとベッタリとした

線しか描けなかった人が、

あるとき急に、

すーっとキレイな線を描く。

上手に金を蒔く。

 

 

教えることで

たくさんのことを

教えて貰っています。

 

 

わたしも金継ぎで、

「焦り癖」や

「雑」や

「せっかち」を

克服しました。

*あくまでも「当社比」ですけど。

 

 

集中していると

無心になって、

「いまココ」しかなくて。

私にとって金継ぎは、瞑想と同じ。

 

 

「いまここ・無心」は、

ゼロ磁場のようなものなので、

いろんなことが

変化しやすいのかもね。飛び出すハート

 

 

三知花の金継ぎクラスはこちら☞★

 

 

 

 

 

■Roo1213@吉祥寺■

 

 

アストロセラピー

connect&integrate@Room1213

セッション占星術ベーシック講座

 

@吉祥寺アトリエまたはzoomオンライン