名鉄線に乗って、知多半島の先っちょに向かっています。今日も名古屋は晴天です。太陽が眩しくて、今年は先日購入したパナマ帽が大活躍してくれそうな気がします♫
帽子屋さんに聞いた話だと、有名なボルサリーノ社はフェルト(うさぎの毛が多いみたい)の帽子を得意としていて、夏のパナマ帽はOEMで別の工場に別注しているそうです。不思議なもので一度帽子を被りはじめると、帽子がないと落ち着かない感じになります。
県外の人は知らない人(実際、僕も知らなかった)も多いかもしれないけど、愛知県には細長い二つの半島があって、左側が知多半島、右側が渥美半島といいます。この半島に囲まれた海は三河湾、この二つの半島と三重県の間の海は伊勢湾です。今日は天気もいいし、知多半島からフェリーで渥美半島の先っちょにある伊良湖岬に渡って、そこから三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になった神島に渡って、鳥羽に戻ってくる予定です。イメージ的には伊勢湾をフェリーで周遊する感じかな♫
東京の喫茶店で『潮騒』を読んでいたことを考えると、まさか実際に神島を訪れる日が来るとは思いもしなかったけど。。。(^_^;)
(2014年3月21日だって。こういう時にブログって便利だ↑)
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高速フェリーは時折、波を乗り越えて大きく揺れながら三河湾を横切って行きます。海岸線を遠く見ていると、大小たくさんの島々が浮かんでいて瀬戸内海を思い出します。広島に住んでいる頃は、何度船で瀬戸内海を渡ったか数え切れないくらいだけど、快晴の空の下、潮風を感じながら海を渡る気分は爽快です。
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伊良湖岬に着きました。小高い丘の上にある伊勢湾海上交通センターは屋上まで登る事が出来ます。
屋上から見た景色は伊勢湾が一望できて、すぐ下に灯台、向こうに神島が見えます。
こうやってみると神島って、以外と近くに見えるんだな。
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伊良湖岬から神島までの船は小さくて、前後左右に激しく揺れながら海をかき分けて行きます。船は最大70人まで乗れるそうですが、今、この船に乗ってるのは10人くらい。そして甲板にでてるのは僕だけです。。。
水しぶきと強風は爽やかというよりは、若干罰ゲーム。。。
メガネが水しぶきで曇るっ( ;´Д`)
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神島に到着しました。ここでの観光ポイントは『潮騒』の舞台を巡るハイキングです。神島灯台や監的哨は作品のハイライトでもあって、密かに楽しみにしていました。
神島にあるニワの浜でこのブログを書いています。三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台となったこの島には〔洗濯場→八代神社→灯台小屋→監的哨〕と小説の舞台を回るコースがあります。観光ポイントを全部回っても全長3.8kmくらいで監的哨の先にある、ニワの浜はとてもキレイで観光客は僕一人しかいません。
三島由紀夫が小説を書きたくなった気持ちがわかりそうな気がする。
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その先にある古里の浜に来て、ぼんやりと海を見ています。打ち寄せる波は静かで、空高くサシバ(カラスくらいのサイズの鷹)が円を描くように飛んでいます。三島由紀夫の『潮騒』は吉永小百合や山口百恵の主演で2度映画化されているけど、それから何十年の間、映画化されていません。小説そのものが忘れ去られそうな昨今、灯台→監的哨を結ぶ道は苔むしていて人通りは疎らです。
その先にあるニワの浜や古里の浜に至っては、遠くに釣り人がいるくらい。潮騒が刻む一定のリズム、時折響くサシバの鳴き声、軽やかなそよ風と優しい陽射しがそこにはあって、それは誰と共有するでもなく、僕一人が対峙しています。
ここに来て良かったな。
荒々しい自然と戦い続けてきた青ケ島には孤高の美しさがあったけど、神島には時間が止まっているような錯覚を覚える風景があって、それは人々の忘却を経た遺産かもしれません。
監的哨の屋上からは伊勢湾海上交通センターや伊良湖岬の灯台が遠く見えますが、それは向こうから見た神島の景色とは違っていて、手が届かないくらい遠くに存在していて、どこか切ない気分になります。それは離島独特の風景かもしれません。
かつて、青ケ島で山田さんと一緒に海を見た時の会話を思い出します。
山田さん『好きな色はないんだけど、嫌いな色はあるんだよね。何だと思う?』
僕『え? わかんないです??』
山田さん『青だよ!! だって、海も空もみんな青いじゃないか!!』
僕たちの目の前には冬なのに強い陽射しが海とその間の空に降り注いでいて、コバルトブルーの海と薄いスカイブルーの空が境界線が曖昧なくらい遠くで同化していました。その時は意味がわからなかったけど、今は少しだけ理解出来るような気がします。それは隔離の青であり、場合によっては忘却の青なんだ。
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神島から鳥羽に移動して、近鉄線の特急電車で名古屋に向かっています。鳥羽にある『たかま』で食べた晩ごはんですが、凄まじいボリュームで今もお腹がパンパンです。。。(^_^;)
エビフライ定食:1200円♫
エビフライ・・・6本
ナポリタン・・・0.7人前?
卵焼き・・・卵2個分?
焼き魚一切れ、その他煮物3品、
ご飯・・・2人前?
って、食えるかぁーっ (♯`∧´)
途中休憩しながら、最後に残ったナポリタンをなんとか平らげました。。。
以前、同僚が『ラーメン二郎は修行もしくは試練』って言ってたけど、あれだけこんもり大盛りにしてもらうと、修行もしくは試練って言葉もわかるような気がする。。。(^_^;)
そんなこんなで2015年のGWは過ぎ去って行ったのでした。
LET IT BE ☆彡












