『味噌煮込みうどん』のhallelujah♫ | ダンス・ダンス・ダンス

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『音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ』

〜村上春樹〜『ダンス・ダンス・ダンス』より

2月1日、日曜日、先日、取引先の方とひょんな事から味噌煮込みうどんの話になって、『ミッソーニ』の煮込みうどんが美味しいという話を聞きました。同じように、中部支社勤務の長い上司は『まことや』の味噌煮込みうどんが美味しいと言っていて、とりあえず、美味しいと言われている店は全部まわってみたいという衝動に駆られています。

気になっている店は10店、ブログの保存機能を使って、しばらく時間はかかるかもしれませんが、それぞれの店の特徴を記録出来たらと思います。

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味噌煮込みうどんは、数ある名古屋めしの中でNo1ソウルフードなんじゃないか、と思います。名古屋出身の方が東京や大阪に転勤になって無性に恋しくなるのは、櫃まぶしでも、味噌カツでも、あんかけパスタでも、寿がきやラーメンでも、もちろん喫茶『マウンテン』のとんでもないパスタメニューでもなくて、味噌煮込みうどんだって話を色んな人たちから聞きました。それは赤だしに代表される味噌文化の集大成で、とても奥が深くて。。。その奥行きに関しては、カレーうどんとは比べ物になりません。。。
近所で食べる味噌煮込みうどんだって十分に美味しいし、家で食べる味噌煮込みうどんが実は一番美味しいかもしれないし。

そんなことを考えながら、イメージを忘れないように短期間で集中して、お店をまわるつもりです。
味噌煮込みうどん、ソフルフル。長いブログになりそうです。。。^^;

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❶『ミッソーニ』

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親子味噌煮込み:790円
麺は細めでアルデンテ。ツユは調和がとれていて角がありません。魚介系の風味より、昆布や椎茸の旨味を感じるくらいまろやかです。味噌はカクキューらしいけど、とろみ加減をみると打ち粉というより白味噌とかブレンドされてるような気がします。ここの味噌煮込みうどんは苦味というか八丁味噌の癖がありません。中京圏以外の方でも、抵抗なく食べれそうです。

❷『まことや』

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親子味噌海老:1220円
これが正統派の味噌煮込みうどんなんじゃないかと思うくらい美味しい。店頭で親父さんが手打ちしている麺は水分量少なめに強く打たれていて、麺はアルデンテというより強いコシからくる硬さです。ツユはイワシとかムロアジとか、青魚系の煮干しでしっかりととられていて、八丁味噌の輪郭をはっきり感じさせます。具の鶏肉にはしっかりした弾力があるし、揚げ置きされてる天ぷらも油でベトついてる感じもないし、、、なんていうか完成感がある。
ただ(土鍋は温まるまで時間がかかるからか)雪平鍋で麺と鶏肉を先に煮てから土鍋に移す調理法は、運ばれてきた時のグツグツ感がなくてイマイチ。。。混んでるから待たせないためのサービスなのかもしれないんだけど。。。MAXに熱々な煮込みうどんをふーふーして食べたい気持ちも尊重して欲しいぞ。。。

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2月7日、土曜日、午前中指定で配達を頼んだ電子レンジが9時早々に届いたので、早めに外出できました (^_^)v
昨日、取引先と飲んだアルコールがまだ残ってて、若干、二日酔い気味だけど、今週も味噌煮込みうどんを探求しに行きます。こういうのは、集中的にやらないと比較が難しいしね。。。^^;

❸『角丸』

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みそ煮込 梅(玉子・かしわ入り):1000円
登場した時のグツグツ感がハンパなかった。これだけグツグツしてると玉子の半熟加減も自分の好きなタイミングで食べれる♫
店内にパネルのようなものがあって、【名古屋手打研究会】と書いてあった。という事は手打ちだと思うけど、、、麺が細くて均一に裁断されてた。これくらいの細さが美味しいし、ゆで加減も硬すぎなくてちょうど良かった。ツユは赤味噌の苦味を感じることがないくらい調和がとれてたけど、出汁感はもっと強い方が好きかも。。。^^;
具材もバランスがいいし、小ライスの硬さも、自家製っぽい漬け物も美味しかったけど、なかなか自分が思う満点な味噌煮込みうどんには出会えなかったりする。。。

❹『鈴家』

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特製みそ煮込:1110円
麺は太めのアルデンテ。食べ終わる頃にモチモチの食感のゆで加減。ツユは一口目は鰹節の風味を感じるけど、二口目以降は出汁感を感じなくなっていく。雑味のない鰹節の風味は赤味噌のグツグツの中で飛んでいくのかもしれない。
揚げたての天ぷらが美味しそうだったんで、トッピングしたけどサクサクの衣にツユをまとわせるとホントに美味しい。
他にきしめんもやってるからかもしれないんだけど、鰹節より煮干しできっちり出汁をとった方が味噌煮込みうどんは美味しい気がするな。

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2月8日、日曜日、冷たい雨が降っています。今日は山本屋本店の大門本店に来ました。本店の本店って、ややこしいことこの上ないですが、名古屋市内に複数ある『味噌煮込みうどん店』山本屋本店の本店だそうです。とかく、名古屋市民には観光客向けで高いとか言われる事もあるお店ですが、やっぱり外せないお店には間違いないので、、、

❺『山本屋本店 大門本店』

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牡蠣入り味噌煮込うどん:2000円
値段も高いけど、それでも、めちゃくちゃ美味しい。麺は太めのアルデンテ。
ツユは鰹節の輪郭がわかるくらいはっきりと風味があって、それは最後まで感じる。花かつおの風味豊かな赤だしのようでもあって、このツユと漬け物だけでご飯が食べれる気がした。ちょっと贅沢をして牡蠣入りにしたけど、牡蠣はプルプルでジューシー。牡蠣の出汁感は花かつおの影に隠れているけど、ちょっと値段が高いことを除いたら満点だと思う。それと他の店と比較すると麺が少なめかもしれないな。。。^^;
(ただ、お代わり自由なことをいい事に、二回ご飯をお代わりしてしまった。。。)

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本日訪問したもう一軒は、もう一つの有名店の『山本屋総本家』の本店。どっちも山本屋と名乗っていて紛らわしいことこの上ないんだけど、それぞれ無関係らしい。ここの店構えは3階建てで如何にも老舗っぽい雰囲気を醸し出していて、壁には沢山の有名人のサインが貼られている。
それこそ観光客にはウケが良さそうな感じかも。。。^^;

❻『山本屋総本家 本家』

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親子煮込うどん:1598円
鶏肉が名古屋コーチンらしくて旨味と歯応えがあって美味しい。麺は太めのアルデンテ。本店と比べるとエッジが立ってて、より硬く感じる。
それから、、、しょっぱい。。。
出汁感とかいう以前に味噌の味しかしない、、、。表現としてはツユというよりタレといった方がいいような。。。このしょっぱさは土手煮にしたり、おでんを煮込んだりするのにはいいかもしれないけど、うどんを煮込むのは違うような気がする。県外の人にこれが名古屋スタンダードの濃さだと誤解されたら、ちょっと悲しいかも。。。^^;

山本屋本店と山本屋総本家は似て非なるものだ。。。

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2月9日、昨日の総本家がトラウマになりそうだったので、今日も味噌煮込みうどんへGO!!

❼『早本』

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親子(ニンニク入り):1250円
麺は力強く打たれたアルデンテ。
で、ここはツユが独創的。ニンニク入りにしたら、こうも変わるのかと思うくらい印象が違う。ニンニク効果?なのかセロリとか、そういう香味野菜の風味も感じるし、出汁も魚介というより鶏ガラのような丸みを感じて、うどんを煮込むより太麺のラーメンを煮込んだ方が美味しいんじゃないかと思うくらい。
具材も鶏肉より豚バラの方が合いそうだし、油揚げよりバターコーンをトッピングした方が美味しい気がする。
名古屋発の煮込みラーメン。意外とありかもしれない♫
何故かサッポロ一番味噌ラーメンを思い出した。。。^^;

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2月13日、金曜、このブログもずいぶん長くなりました。。。^^;
今日の名古屋は粉雪が降っています。味噌煮込みうどんを食べる毎日も、密かに立てた計画では明日が最後、ラストスパートです!!

❽『川井屋本店』

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親子味噌煮込み:970円
ここは手打ちきしめんの看板があって、本当は味噌煮込みうどんよりもきしめんの方がオススメかもしれないお店。『食べログ』の口コミを見ても、きしめんを食べている人が多い気がします。。。

麺は中くらいの太さのアルデンテ。ただ、他のお店と比較すると程よい弾力があって、麺に艶があります。同じアルデンテでも芯に粉っぽさが残らない感じです。ツユは八丁味噌のみかなぁ。後から微かに出汁の風味が追いかけてくる感じで、きしめんと同じ出汁を使ってるのかもしれません。
そして、このお店で印象的だったのは、ご飯の美味しさです。一粒一粒の間にそれぞれ若干の空間があって、お米が立っています。粘り気が強過ぎず、でも甘みを感じて、お米そのものの美味しさというより、炊き方が絶妙なんだと思います。お店の方に聞いたところ、ガスで炊いているそうですが、味噌煮込みうどんのネギをほぐして入れていたり、全般的にすごく丁寧に調理されている感じがしました。
味噌煮込みうどんもいいけど、きしめんも気になるし、親子丼とかも美味しそうで、、、また、来たいと思いました。

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2月14日、バレンタインデー、長かった、このブログも今日で最後です。今日は岡崎にある『二橋』と一宮にある『かに屋』に行って、とりあえず気になっている10軒はクリアです。

このブログを読んでいる人の中には、長過ぎて呆れてる人もいるかもしれません。この場を借りて謝ります!!
長くて、ごめんなさい m(_ _)m

さて、一番楽しみにしているお店が今日の『二橋』だったりします♫
『食べログ』の味噌煮込みうどん部門でも一番評価が高いし、味噌とか出汁にこだわりがあるみたいだし♫

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❾『煮込みうどん 二橋』

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『とろ粒』味噌 親子 茸入り:1800円
麺は中くらいの太さのアルデンテ。ツユはスッキリとしていて、出汁の余韻が最後に残ります。とろ粒味噌というのは桝塚味噌の仕込み樽の中心部分で全体の4%だそうです。透明感があって雑味の一切ない出汁は、厚節を中心に低温でじっくりとられているのかもしれないけど、この味噌そのものにも若干の苦さもなくて洗練さを極めた感じです。食べ進めるほど余韻が積み重なって旨味を感じるツユは最後には土鍋を舐めたいくらいクセになりました。出汁に合わせて味噌の濃さを調整してる気がするけど、これが計算されてるんだとしたら、すごいと思います。

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❶⓪『煮込みうどん かに屋』

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茸入り親子煮込み:1400円

麺は太くてねじれていて固め。食べにくくて、聞き分けのない麺です 笑!
ツユは濃いめ、でも背景に鯖節とか鰹節の存在を感じる事ができます。そして食べていて感じた事は、ネギにしても鶏肉にしてもえのき茸にしても、具材がすごく多いということです。それはブロイラーだったり、特別こだわった素材ではなさそうだけど、たくさん入れられていて、玉子だってLサイズのものが使われてたりします。味噌味が濃い事だって、お味噌をケチケチ入れないサービス精神を感じるし、それは決してしょっぱくはなくて、どういう訳か微かな甘みすら感じます。僕は『かに屋』の味噌煮込みうどんには家庭の味噌煮込みうどんの延長線上にある温もりがあるような気がしました。
(家庭で作る鍋焼きうどんって、ついつい具材が多めになるようなイメージがあって、、、^^;)

考えてみると、華やかな出汁感のあるよそ行きの味噌煮込みうどんの店だったり、卓越した技術を感じる職人の味噌煮込みうどんの店や、洗練された感性を感じる味噌煮込みうどんの店、歴史や伝統をアピールする味噌煮込みうどんの店など、いろんな味噌煮込みうどんの店が名古屋市周辺にはあるけど、最終的に僕は、最後に食べた『かに屋』の味噌煮込みうどんが一番好きだと感じています。
そこには温かさがあって、愛情を微かに感じさせるものがあって、僕が最終的に味噌煮込みうどんに求めていたものは、そんなものかもしれないと思うからです。
最初に10軒を選んでいた時には、そんな結果は全く予想してなかったんだけど、でも、よそ者の僕にとっても食べ続けてみると、それは一種のソウルフードのような愛着も感じてきて、その温かさはこの町を優しくするような、そんな気すらしています♫


LET IT BE ☆彡キラキラ