蕎麦apocalypse パートⅠ | ダンス・ダンス・ダンス

ダンス・ダンス・ダンス

『音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ』

〜村上春樹〜『ダンス・ダンス・ダンス』より

長野から東京へ向かう新幹線『あさま』の中で、このブログを書いています。

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長野出張の翌日、今日は長野~志賀高原~戸隠高原をレンタカーでドライブしていました。長野市は1998年冬のオリンピックの開催地で、それは20世紀最後の冬のオリンピックであり、その施設は今でも長野市内のあちこちに点在しています。

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(画像は借り物↑)

それらは五輪のマークを誇らしげに冠していて、一部の施設で維持費が問題になっているそうですが、観光地としてのインパクトは充分です♫

他にも長野市には善光寺という観光スポットの絶対エースがいて、それは同じ雰囲気のある浅草寺とは重みが違う感じします。東大寺の大仏と鎌倉の大仏くらいのギャップかもしれません。

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普段、雷門の前で記念写真を撮ってる外国人観光客に、長野にもっといいのがあるぞ、と教えてあげたいような、この提灯がポイントだよ、と言いたいような、複雑な心境です。。。

オリンピックのその後を考えると、東京が2度目の夏のオリンピック開催を決めたように、維持してきた施設を再利用して、長野で2回目の冬のオリンピック開催出来れば、オリンピック後の施設運営について、沢山のメッセージを世界に伝えることが出来るのかもしれません。

何より選手たちの直向きな姿は、僕たちにたくさんの勇気をくれるし、あの興奮や感動は国そのものを明るくするといっても過言ではありません。

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(画像は借り物↑)

第二次世界大戦以降、2度オリンピックを開催した都市は一つもないそうです。2020年に実現する東京オリンピックは、そういう意味でも近代オリンピックに歴史的な一歩を記します。また冬のオリンピックで2度開催をした都市はありません。2018年は朝鮮半島にある平昌という雪の降らない都市で冬のオリンピックをやるそうなので、先ずは2022年の招致を目指してくれたらいいのにな、そう思います。

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翌日、ベッドの上で続きを書いています。長野に行っている間、『食べログ』で点数の高いお蕎麦屋さんを4軒訪問しました。

一軒目は『ふじおか』さん。ここはゴルフ場の長野カントリーの近く、別荘地の中にあって、お店も別荘を改装したような造りです。金、土、日、月の営業で11時30分~の完全予約制です。ちなみに『食べログ』では4.42点、そば部門全国1位です。季節の野菜やお新香など、とにかく野菜がとても美味しかったです。十割のせいろ蕎麦は、細く、コシがあって技量の高さを感じます。もちろん鼻に抜ける蕎麦の香りも仄かに心地いいです。

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金~日で長野県の『食べログ』そば部門トップ3、東京の藪蕎麦御三家『並木藪』を食べて感じた事ですが、ここの蕎麦を食べると他のお店の蕎麦にどこかしら不満を感じるようになります。野菜料理も含めて印象深くて中毒性のある蕎麦です。

二軒目は『せきざわ』さん、食べログ4.23点。ここは長野県3位、全国5位の店です。去年のGWに来た時は2時間待ちました。。。昼は混んでるみたいですが、夜は空いてるそうです。生粉(十割)打ちそば や 更科そばなどはもちろん、お酒だったり、つまみだったり、デザートだったり、すごく考えられていて、完全主義者の印象があるお店です。

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そういう部分は、ねぎの切り方にも現れています。プロ意識を感じるお店です。

三軒目は『山の実』さん、食べログ4.26点、長野2位、全国4位の店です。ここは北志賀高原にある竜王ゲレンデにある店で、お店の中でそば粉のピザを焼いてたりします。自家製粉らしいんですが、少し緑色がかっていて、粗挽きです。

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生粉打ち(十割)そばは、香り高くてお塩で食べるともちもちした触感と風味を楽しむ事ができます。そして、粗挽きのそば粉はザラザラした舌触りがあって、ピザにするとまた違った美味しさを感じる事ができます。ここの根曲がり竹、煮物でもピザでもホント美味しかったです。

蕎麦は日本的な食べ物の印象がありますが、そばそのものは世界で食べられているそうです。食べ方はクレープ、ガレット、ピザ、パスタ、いろいろみたいですが、こんな風に楽しめるんだったら、そば粉を買って帰ろうかな、と思いました。自宅でそば粉のガレットとワインとチーズなんて、めちゃくちゃオシャレだし♫

その後、戸隠の有名な蕎麦屋さんや、それまで美味しいと思っていた浅草の老舗の蕎麦屋さんに行きましたが、特に感動はありませんでした。生粉打ちそばの細く繊細で、でもコシのある麺や、蕎麦本来の微かな香りを体験してしまうと、それらのお店の蕎麦は『乾麺』の蕎麦と大差ないくらいに感じてしまいます。。。


戸隠高原をドライブしている途中、森の空気を感じたくて、小雨まじりにも関わらず、窓を全開にして走りました。

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道に覆いかぶさるように繁る木々は、多少の雨には傘のような役割をして、そんなに濡れることはありません。森林浴という言葉がありますが、爽やかで清々しい空気は心身ともにデトックス効果がありそうな気がします。
鼻歌まじりでドライブしていると、遠くからサックスの音が聴こえてきました♫

こんな山路でサックスなんて。。。

しばらくすると、広めの場所に車を停めて、森に向かってサックスを吹いている男性に遭遇しました。

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ミニクーパーでここまで来て、VANのブルゾンを着て、サックスを吹く男性。彼は、誰に聴かせるでもなく森に向かってサックスを演奏しています♫
強いて言えば、そこにあるブナやクヌギやポプラに聴かせてるのかもしれません。

森の清々しさの中にサックスの奏でる音階は染み入って、木々の間で木霊し、そして溶け込んでゆきます。

そういえば焼酎にクラシックを聴かせてる蔵元があったな。田苑酒造だったっけ。(植物も音楽に反応して喜ぶという研究結果があって、だったら焼酎にもと実践してる蔵元)

あの人が森を喜ばせるためにサックスを吹いていているとは思えなかったけど、森の中で楽器を演奏する行為は、心が洗われるんだろうな、と思った。そして、その爽やかさは森に共鳴し、音を遠くまで響かせていたのかもしれない。しばらく僕はサックスの奏でるメロディに耳をすませて、再びエンジンをかけた。森が喜んでいる、そう感じながら♫

LET IT BE ☆彡