『ギー』、その後。。。 | ダンス・ダンス・ダンス

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『音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ』

〜村上春樹〜『ダンス・ダンス・ダンス』より

首都圏に久々の積雪があった今日、家に引きこもってます。テレビのニュース速報では、この後も雪が降り続けると伝えていて、明日の東京はすっかり雪に埋れていそうな感じ。。。というか、もう10cm以上埋れてて、スカイツリーの根元が見えないくらい雪は降り続いている。

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(ちなみに雨の日に上の方が霞んで見えない事はあるけど、全く見えない日はそんなにない)

家に居てもする事がないので、セブンイレブンに雑誌を買いに行った。『dancyu』と『Newsweek』と白ワイン、こんな雪の日じゃなかったら、セブンイレブンでワインを買うことはないんだろうな。。。^^;

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そして、こんな日の外出で頼りになるのはカシミアのコートでもモンクレールのダウンでもなくて、箱根駅伝のグランドコートだったりするのもちょっと不思議な感じがした。

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真っ白な銀世界では、グレーとか黒とかの暗い色より原色の方が映える。そう言えば、Arc'teryx のソフトシェルも原色が多いけど、そういう理由なのかも♫

先週、インド人のグルナンさんから『ギー』の件で連絡があった。

ギー(英語:Ghee)は、インドを中心とした南アジアで古くから作られ、食用に用いるバターオイルの一種。乳脂肪製品。ギーは発酵無塩バター(インドでは「マカーン」と言う)を煮詰め、水分蛋白質を取り除き、純粋な乳脂肪となっている1
~Wikipediaより~

ギー』は、バターから水分とタンパク質をとりのぞいた純粋な乳脂肪。 燃やすと、きれいな青い炎で完全燃焼して、ススが残らない。インド料理の調理油の他にマッサージオイルや外用薬にも使えるそうだ。以前、グルナンさんと『ギーは、これから売れるかもしれないね♫』と話してたのを覚えててくれて、インドのスーパーで買ってきてくれたのが、これ↓

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使い方もわからないんで、トーストに塗ってみたり、ビーフシチューのルー作りでバターの代用にしたりで、、、

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ほぼ消費されることなく冷蔵庫に保管されてた次第で、、、^^;

グルナンさん『メール見てくれました?』
僕『いつですか?  まだ見てない。。。』
グルナンさん『じゃあ、もう一回メールしますね』
僕『あ、来た来た。。。そっかぁ。思ってたより高いんですね!』
グルナンさん『そうなんですよ。関税が37%もかかっちゃうんで、それもネックになってて。。。』
僕『家で使ってみたんですけど、トライアルの獲得だと500gは多いかもしれないですね。。。』
グルナンさん『どれくらいがいいんだろ?  それと賞味期限なんですけど、3ヶ月みたいです。インドより日本は涼しいから、多少は長く設定出来るかもしれないけど、短いですよね。』
僕『バターのイメージだと200gくらいなんですかね。。。でも、この感じだと500gで3000円くらいの売価になるから、200gだと、、、1200円  !(◎_◎;) 』
グルナンさん『どうしましょっか?』
僕『とりあえず、、、保留で。。。』

そう言えば先日、雪印さんから輸入チーズの相場が上がってるとの話を聞いた。生産量は変わらないけど、中国人が食べるようになったせいで需要過多で値上がりしているらしい。輸入チーズと比較すると国産チーズの方が相場は安定してるそうだ。僕の親戚にも酪農家がいるけど、動物相手の仕事だから零細規模の酪農家は年中無休だ。遠方だったので父の葬式にも、牛の世話があるからという理由で来れなかった。日本の一次産業は、全国的に高齢化が進んでるし、株式化だったり大規模化だったりが急務な気がする。

そんな訳で、売ることを見送った『ギー』で冷凍してたドライカレーを炒め直してみた♫

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サラダ油より深みがあって、美味しい♫
調味油としてのポテンシャルはバターより高い気がする。

関税率の話をグルナンさんから聞いて、TPPの事が頭に浮かんだけど、零細酪農家の親戚の現実を考えると、少し複雑な気持ちになった。インドでは全乳生産量の内、約半分が『ギー』の製造に使われるらしい。日本には需要が安定しない事もあって、供給を増やせない生産者が多い。でも国産で高品質なバターやチーズを作る生産者が増えたら、日本の酪農家の未来は明るいのかもしれない。

花畑牧場の創業は1992年。

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花畑牧場にも苦難の時期はあったのかもしれないけど、今や確固たるブランドになった。僕たちは基本的に国産品が好きだ。エシレのように美味しい国産バターがあれば、注文は殺到するだろうし、地酒と同じように、それぞれの牧場でこだわりのチーズが作られるようになれば、国産チーズの市場は拡がるような気がする。そして、いつか『ギー』を作る酪農家も現れるかもしれない。カッコいい一次産業。それを志す若手の生産者は、すでに各地で色んな挑戦をはじめている。それは、すぐそこにある未来なのかもしれない♫

Let it be ☆彡