今日は某メーカーさんのミネラルウォーターのパッケージ決定に立ち会わせてもらいました。お邪魔したパッケージ会社さんは国内最大手。キッコーマン醤油やQPマヨネーズのパッケージもつくってます。
製造工程を知らないと想像出来ないと思うけど、飲料のパッケージの『色』を決める工程は、浮世絵の工程に似ています。

一色ずつ色を重ねていって、完成するイメージ♫
浮世絵の場合は、最終的に数種類の『色』があるからイメージしやすいけど、この少し前の商品↓の『赤』は10種類以上の色を重ねてだした『赤』だったりします。

そういう視点で見ると少し違う『赤』に見えるからちょっと不思議 笑!
以前、大阪の立飲み屋さんで?塗料メーカーの方と知り合いになった時の話。
『兄ちゃん、ポカリスエット知ってるやろ。あの青、ウチが作ってんねん♫』
『あー、そーなんですか。。。』
『大塚さんとあの青にたどり着くまで、本当に何回も何回も試作したんや。試作品をもってくたんびに大塚さん、この青じゃないんだっていいはんねん。ようやくイメージ通りの青を見つけた時、ホンマうれしかったわ』

ポカリスエットの青は、1980年の発売以来かわらない。よくある青のようだけど、『青』という色にも本当に数え切れないくらいのバリエーションがある。この『青』を見るとポカリスエットを連想する人もいるかもしれない。ただの青のようでいて、オリジナルの青だ✨
今日のミネラルウォーターのパッケージは、青とシルバーの組み合わせ。色で表現すると2色になるけど、その青を見つけるために7色を重ねている。シルバーは光を反射させるためにアルミの粒子が混ぜてあり、色は変えられない。
※そもそも、僕がそういう場面にいること自体、場違いな感じがしたけど色の微妙な違いになってくると意見に確信が持てなくなるのかもしれない。。。(責任転嫁されるのは、こっちも嫌だけど、、、)
直射日光や壁からの反射光、陰の中で『色』とバランスをチェックして、もう少し、、、とか注文をするんだけど、色を重ねてる分、何回も輪転機を往復させなきゃいけなくなってて、その都度待ち時間が発生する。やればやるほど、自分のイメージも曖昧に感じてきて、これだ!と思うものにたどり着くまで想像以上に時間がかかってしまった。
ずっと『青』を見ていると、深海をイメージする青や太平洋をイメージする青、秋の澄んだ空をイメージする青を感じたり♫
ふと、青ヶ島の山田さんの言葉を思い出した。青く透き通った空と海を一緒に見ながら、、、『好きな色はないけど、嫌いな色はあるんだよね。何色だと思う? 青さ。だって、空も海もみんな青じゃないか。小さい頃、この青に囲まれて育って、本当に嫌いになったんだ』
その気持ちについて、僕は理解することが出来なかった。。。今日決めた『青』もやっぱり山田さんは嫌いなのかな。
そう言えば前回のブログに書いた『ギー』を今日、持って帰りました。


今日は『青』について考えさせられた一日でした!!