自称「セミリタイア」が15カ月を経過!リタイアメントの真実とは。 | Step Forward ~いろんなことができるはず~

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2024年3月30日(土)

今日も一日仕事。21時になってようやく帰宅した。
休日の仕事だけど別にいい。その代わり平日に休んでゴルフに行っているし、しんどいことも多いが、好きにやらせてもらっている。マンション管理最前線、凸凹あるが、人が好きで建物が好きで、自分を出したいならいい仕事だと思う

この仕事に飛び込んで1年と3カ月が過ぎた。早いものでもう15カ月。
仕事を始めた時はセミリタイア気分だったが、実際の仕事ぶりは全然フルタイムジョブ。リタイアとは全く関係ない。
いつかこのブログでもお伝えしたが、リタイアするとはフルリタイアすること以外に意味はない
よかれあしかれ、どんな理由があっても、仕事を続ける以上フルリタイアにはならない。
きっと小さくても責任があるし、多少かもしれないが時間の制約も受ける。
本当のリタイアは、それから完全に脱している必要がある。
それから言えば、僕は全くリタイアしていない。僕のセミリタイアは幻想だったし、わかりやすく言えば失敗だったと結論している。

ただ、フルリタイアして、現役のピークのころの生活を人生100年続けられる人がいるだろうか。
僕はいないと思う。
年金をもらうようになったらそれに見合った生活水準に調整せざるを得ないだろうと思う。
いずれ誰しも退職の日は来るのだから、そこから先はつつましやかな生活が大前提だ。
先々つつましやかに暮らすとして、そこまでは力いっぱいに人生を楽しむこと、これが大事だと見極めた
仕事なんか70になってもできるが、60台も前半でないとできないことはある。それは体力と時間が必要なことだ。僕の場合はゴルフや海外旅行。40台と違うのは、先延ばしにできないことだ。65歳を超えれば、いったいいつ自分の人生が終わるかなんてわからない。

65歳になるまでの間に、働くことを完全にやめて、朝から晩まで自分の楽しみだけにすべての時間を費やせることができるかどうか。それができるのならば、それが目指すべきフルリタイアの定義となる。そしてそれができるかどうかはお金が足りているかどうか、その一点だ。

現役バリバリに稼いでいた時の生活習慣で、しかもゴルフや海外旅行を満喫したりすれば、出費はただならない。現役ならば収入があるから気にならないが、フルタイム自分を楽しむとなると収入はゼロになる。貯金は急激に減っていく。それを不安なく賄えるのなら、その時が辞めるタイミングだ。
ざっくり、子供がいない夫婦二人の家庭なら、楽しい暮らしを送るなら年間1500万円は必要だろう。
1年なら1500万現金がいる。2年なら3000万。60歳でリタイアして5年楽しもうというのなら、7500万。10年も前からリタイアするというのなら、現金で1億5千万。

僕の場合は、結論として、63歳と64歳の二年間。自分を楽しむ期間に設定することに決めた。
ファイナンスはそれを許す状況にある。
足らず米ができれば、65歳を超えて働けばよい。65歳から際の人生は、エクストラととらえている。
そう思えば、還暦転職15カ月。フルリタイアまでおおむね転職後半分を過ぎたことになる。
フルリタイアの日は確定した。
一日一日、その数は確実に減っていく。
今、考えるべきは、フルリタイアしたら具体的に何をその二年でやるのか、という先の前向きでかつ具体的なことだ。楽しい。

だからこそそこまでは、仕事はきちんと悔いなく完遂したい。