今日はバレンタインデーですねぇ
ムックとボンゴにワンコ用クッキーを頂きました
ムックのこの目はいったい…?
ボンゴは思いっきりガン見ときたか
スバラシイ食いつきで完食しました
( ̄^ ̄)ゞ
ありがとう!
夕方、いてもたってもいられなくなりり、45分間の早退をした。
保健所にいる秋田犬が気になって仕方ない。
まだ6ヶ月の秋田犬だ。
飼い主が「こんなんに大きくなると思わなかった」と処分の為に持ちこんだらしい。
ペットショップから購入したらしいが、きちんと説明はなかったものか?
秋田犬は大型犬だ。大きくなるに決まってる。
呆れてものが言えない…
職員の方が犬の居場所に案内してくれた。
異臭がするコンクリートの部屋で、ケージに入れられた薄汚れた秋田犬がいた。
入って行くと「出してくれ~」と言わんばかりに要求吠えをしている。
職員の方がケージから出して下さり、一緒に外へ連れ出した。
とても人懐こい、かわいい顔をしている。スリスリと寄ってきて甘えてきてくれた。
今日洗ってもらったらしい身体の毛が、半乾きのせいもあり臭いがした。毛玉があちこちにあって、ブラッシングし
ても取れないという。
完全なネグレクトだった。排泄も睡眠も全て同じ場所でしていたらしい。室内のケージから出してもらう事なく、散
歩の経験もない。
成長してケージが小さくなったから?
だから、飼えなくなったって事か?
彼女はなんの為に産まれてきたのだろう。
この世に生を受けて、たった半年で死ねというのか?
スキンシップも散歩も何も知らない、犬としての醍醐味を一つも知らないままに去れというのか?
それも人間の都合で。
シャンプーを付けてお湯できちんと洗ってあげたい。ドライヤーで綺麗に乾かしてあげたい。毛玉も耳の掃除もし
てあげたい。
寝床を汚す事なく、気持ち良く眠れる様にトイレの躾をちゃんとしてあげたい。
彼女の期限は、今月いっぱいだ。
幸いな事に今週中に里親希望の方が見に来てくれるらしい。
良い人である事を願う。
ネグレクトは、動物愛護条例違反で処罰の対象にならないのか?
保健所は、指導までの権力しかないという。それ以上は警察の管轄だと。
それも、例えば誰かが記録をとっているとか、写真があるとかの証拠があり、尚且つ誰かが告訴しなければなん
ともらならないという。
日本にも何処かの国の様に、動物110番なるものがあればいいのに。
捜査をして助け出し、飼い主には処罰が与えられる法律があればよい。
誰しもが手に入れる事が出来ることすら間違いなのだ。
保健所の方は残念そうに言った。
「2000円を支払ってもらえれば、処分を引き受けなくてはならないのが、法律なんです」と。
金額を上げれば、今度はどこかに捨ててしまうだろう。いたちの追いかけっこの様にいつまでもキリがないに決ま
っている。2000円すら出すのを惜しんで、山へ捨ててしまう馬鹿がいるのが現実だ。今の世の中、野生として生き
て行くのは現実的に不可能だ。当然、保健所に捕獲されるに決まっているし、冬になれば食べ物がない。
どうにか生きてくれ。なんて、野に放つ考えは、もうやめて欲しい。
保健所の秋田犬を勝手にジャッキーと名前を付けた。
「くまのがっこう」の絵本に出てくる末っ子ジャッキーに似てるからだ。
ジャッキー、もう少しだからお利口していろよ。
新しい飼い主さんが迎えに来てくれるかもよ。
もし、もしもダメならその時は、なんとかするから待ってろよ。
おやすみ ジャッキー!
先週の日曜日、見たかった映画のDVD 『星守る犬』を見た。
『わさお』の映画を見に行った時、数分間の予告を見ただけで号泣してしまった、星守る犬。
そういえば車屋での待ち時間、漫画盤を読んで人知れず泣いたな。
動物ものには、涙腺が弱くなってしまうのは昔からだけど、だだ可愛そうとか、悲しいとか、泣けるとか、感動した
なんて表現できない何かが心に残った。
よくこの手の映画にありがちな、大げさで、お涙頂戴物語な感じもなく、もしかしたら普通の家庭で、普通におこり
そうな出来事がきっかけだ。
主人公は秋田犬のハッピーと西田敏行。彼はまさにハマり役だったな。
『星守る犬』 犬が星を見上げてモノ欲しそうにしている姿転じて、 手に入らないものを求める人の愚かさを例
えた言葉。
しかし人はみな 星守る犬 であり、叶わぬ思いを抱きながら、それでも一生懸命生きてゆく。
「犬はいつでも待っている。」この言葉、色々な事が頭にリンクして忘れられない。
例えば被災地の動物たち。何も知らない彼らはどれだけ家族を待ち続けただろう。帰って来ることを信じて、ひた
すら待ちながら死んでいった動物は数知れずいるだろう。
そして、レスキューの手により保護された今も、ずっと迎えに来てくれると、健気に待っている動物達。
例えば保健所に収容されている動物たち。
彼らは最初、状況がのみこめずに、じっと飼い主の迎えを待っているという。人間の身勝手な気持ちと行為の果
てに捨てられたり持ち込まれたにもかかわらず、どうしてそんなにまっすぐに信用して待つのだろう・・・
そして、やっと状況がのみ込めた処分の日、犬達は声にならない悲鳴に似た声で吠え続けるという。
「助けて!ボクを殺さないで!!すぐに迎えにきて!」
こんなことを言ってるのかもしれない。
今もどこかで、助けを待って人を求めている動物がいる事を、考えてみてほしい。
愛犬を可愛がる、その10分の1でもいい、その優しさを、どうか分けてあげて欲しい。
悲しいかな、自分主義、事なかれ主義の人間が多い今の世の中だが、一人でもそんな想いの人が増えれば、
もっと穏やかに過ごしていけるはず。人間も動物も。
『人は皆、星守る犬』
願いと希望を胸に、ちょっとづつでもいいから前に進みたい。
一歩づつ teku.teku.と。



Σ\( ̄ー ̄;)


喋れなくても耳は聞こえてます

死にそうになったら、死にたくない、死にたくない、と強く念じること