幽体離脱と三途の川 | ムックボンのブログ

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幽体離脱。経験のある人は少ないのではないでしょうか?
私はあります叫び

三途の川。見たことがありますか?
私は、あります叫び

これは本当の話しです。心臓の弱い人、または、はなから信じられない人はご遠慮願います。

今から20年前。私は原因不明の高熱と身体中の湿疹、リンパの腫れで緊急入院を余儀なくさせられました。
面会謝絶の、個室。45度の熱に唸る事も出来ず、目を開ける事も出来ずに三日が過ぎた。原因は未だ解らず、状態はどんどん悪くなっていく。

その日、医者が家族にこう言った。
「今夜、危ないと思って下さい。」
耳を疑った。おい、耳は聞こえてんだよ、と言いたいが声が出ない。
危ないと言われたものの、事情があり家族が付く事が出来なかった。

あぁ、あたし、死ぬんだ…

看護師と医師が、代わる代わる30分置き位に来た。体温を図り、暗闇の中で瞼をこじ開け懐中電灯で照らす。

まだ生きてますよ~…それより、苦しいんですけど…

声が出ない。少しウトウトとした時、自分がおきているねか、眠っているのか、分からない不思議な感覚に陥った。そして、もう一人の私が、上からベッドの自分を見ている。
もしかして死んだのか?
ベッドの中の私は、死にたくない、死にたくない、と心の中で念じている。
死んでるのか、生きてるのか解らなくなってきた。

ベッドの中の私は、頭の中でスライド写真を見ている。小さい頃になくなったじーちゃん、記憶がないのに何故か懐かしい。小さい頃から、今日までの一コマの映像が、次々に現れる。

「あぁ これが走馬灯の様に…ってやつか。やっぱり死ぬんだな。」涙が出てきた。まだ死にたくない。

真っ暗闇の中を歩いて行く自分。向こう岸に行こうとしている。これが、三途の川ってやつか?あぁ、やっぱりもう死ぬんだな…
その時、カッ‼っと眩しい光。オレンジ色の太陽の様な光が眩しくて、目をパッと開いた。あんなに眩しかったはずなのに、真っ暗だった。
ん?もしかして、生きてる?手を伸ばして太ももをつねってみた。
痛い。
生きてる‼生きてる‼
嬉しくって、涙が止まらなかった。
そして、ご先祖様に感謝した。生きてる事に、こんなに感動したのは初めてだった。

次の日から、私は急速に回復していき、二週間の入院生活を終えた。

それから、これは余談だが、看護師と医師イケナイ場面を見た( ´艸`)
イヒヒ。やっぱりあるんですなぁ。

皆さんに忠告注意
1喋れなくても耳は聞こえてます耳
患者の近くで、葬式の段取り打ち合わせなどしないことドクロ
2死にそうになったら、死にたくない、死にたくない、と強く念じること!!

今日も明日も明後日も。命ある限り、精一杯生きましょう。
ナミアムダブツ…