今週のPOG馬の出走は1頭
日曜中山11R・京成杯(GⅢ)
スマートロビン☆
元々スマートロビンは、
Gallopの丸ごとPOG本の馬体写真を見て惚れた馬
明らかにスタイルが良く
正直、ディープインパクト産駒には見えなかった。
別にディープ産駒がスタイル良くないというわけではなく、
ディープに似てなかったのだ。
脚が長く、
スラッとした写り方だったので、
キレやパンチが少し足りないかな、という印象を受けた。
しかし実際レースで見ると、
幅のある雄大な馬体で、
ちょっと身体を持て余し気味だが、
馬群の中で物凄く存在感があった
キレの出ない大トビのステイヤーなのかと思っていたが、
あの新馬戦のスローの上がりだけの瞬発力勝負の中、
明らかに他馬を凌駕していた内容には驚いた
のそのそした大トビのフットワークで、
スピード感が無いのに、
上がり3Fを33.0秒
新馬戦特有の瞬発力勝負に強いタイプの馬ならまだわかるが、
スマートロビンのフットワークはそう見えなかった。
まだ完成度の低い重たい走りで、
あのラストの脚・・・
2戦目は力を出せなかったが、
3戦目の未勝利勝ちの内容は凄まじかった
軽快な実力馬ジャービスが楽に逃げる展開。
対してスマートロビンは中団から道中ポジションを上げていく。
普通、このような展開では
明らかに逃げ馬が残り、
マクった馬は最後にタレるのが定石。
直線を向いた所でスマートロビンは早くも2番手。
しかしそこまで徐々に脚を使っているのに対し、
逃げるジャービスは全くの持ったまま
明らかにゴール前でジャービスが突き放す展開
なのに、
ラスト1Fでも絶対的な差があったのに、
タレるハズのゴール前で、
一気の末脚でジャービスをハナ差、差し切ったのだ
もちろん、
その常識外の強さも驚嘆に値するが、
この馬の実力はまだこんなものではない
前走のエリカ賞は確かに楽な逃げで、
展開がロビンに有利だったが、
勝ち方は力勝ちだった。
軽い早脚ならユニバーサルバンクに分があるから、
のそのそロビンは
一瞬でバンクに交わされてもおかしくはなかった。
しかし、
並ばれてから、
ロビンの加速ぶりにビックリした
あれは天性のもののような気がする
そしてゴールした後に
「まだここからが俺の本当の末脚だ」
的な脚を使っていたのを見て、
この馬の更なる凄みを見た・・・(; ̄O ̄)
スマートロビンの強さ
それは、
1…大トビで伸びやかな、止まるイメージが無い末脚
つまり、東京向きの大物
2…長い脚と大きく整った胴体という、良い所ばかり揃った好馬体
つまり、潜在能力自体が相当高い
3…無駄のない、回転のスムースなフットワーク
つまり、父同様、どんなレースでも確実に良い脚を繰り出せる
つまり、
ダービー馬になる資格を持っているというコト
第二のキンカメになる可能性は十分にあるっ
春二冠を目指せ~