私、夏目漱石とは気が合わないと思うニヤリ

 

最近、ついに虞美人草を読んだ。
ついにというのは、ちょっと前に読もうと思って読み始めたものの、2度ほど挫折したから。
虞美人草は、漱石初期の、ちょうど口語体に変わろうとする頃の作品で、口語調を意識しつつも文章の品格を見せつけようとする夏目漱石のプライドなのか、彼女は綺麗だ、と書くのに2ページ費やす具合で、話が遅々として進まない。
したたかな美人が小細工に失敗して破滅する単純な話だが、あれ以上まわりくどく書けないのではないか、と思ったくらいだ。
まわりくどくて何が言いたいのかよく分からない・・・これ、私が最も嫌いな学者でしょ?漱石は学者だもんねえー

そして、最後の最後に、漱石が言いたかったのはこれか、ということがよくわかるあからさまな1文。
何を言ったでしょうか?

 

・・・
漱石はロンドンを嫌悪して帰ってきて、初めて書いたのがこの小説。
最後にロンドンをけなす一文で締めてあるのだが、これを言うために虞美人草を書いたのかな、とも思えるインパクトがあった。
皮肉っぽいところも嫌らしいえー

 

♡夏野菜の素揚げ生姜ポン酢かけ


暑い時には野菜を素揚げし、生姜と味ポンで食べるのが定番。
昨日は長芋をおやき状態にしたが、実際には長芋もこっちの方が美味しいてへぺろ

付け合わせはカボチャとがんもの煮物と冷ややっこ。
かぼちゃを煮るのはとっても簡単だから何もなければすぐ作るけど、やっぱり夏は前日に作って冷えた状態がいい!
久しぶりに野菜づくしの夕食だった。

 

♡今日のおやつは虎屋の羊羹

 

食べてしまった後だから箱だけおねがい
夏目漱石は性格合わなそうだけど、甘いもの好きで、しかも羊羹が一番好きだったらしいから、食の嗜好は合っちゃうかも・・・えー