人材投資と賃金 | 門前小僧、習わぬ今日を読む

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反グローバリズム、反新自由主義、反緊縮財政。
アイコン,ロゴ画面はイラストレーターtakaさんより。
takaさんの詳細情報はブログ画面にて。

“人材投資”というと、

育成のための教育投資だけとか思われるかもしれませんが、

賃金だって育て上げた人材を維持し、

さらに経験を積ませるために重要な土台となる人材投資なんですよ。

 

どれだけ人材を育成しようとも、

育て上げた人材が生活できずにその能力を埋もれさせ、

活かせないような事態になったら、

それこそ金と時間と労力の無駄と言うものでしょう。

 

私立学校に進学して受けた教育も、社会に出てから使う機会がなければ、高い学費も私立学校の経営陣や出資者の懐というドブに捨てるようなもの。 こんなところにも搾取構造が存在するということ。

 

人材を育てること。 

 

育てた人材を維持すること。

 

 どちらも重要な人材投資で、

そうして活躍する人材が生み出す付加価値によって、

企業も個人も株主も、経済社会全体が恩恵を被るというのを忘れてはいけないわけですよ。