ツェリ子の秘密 | 門前小僧、習わぬ今日を読む

門前小僧、習わぬ今日を読む

反グローバリズム、反新自由主義、反緊縮財政。
アイコン,ロゴ画面はイラストレーターtakaさんより。
takaさんの詳細情報はブログ画面にて。

 

正直、

 

「描いてくれるかな?

描いてくれるんじゃないかな?」

 

って期待してましたスミマセン

 

でもまさか、

こんなに早く上げてくださるとは思いも及ばず。

(記事投稿からわずか11時間37分)

 

深夜の変なテンションから

つい思いついてしまったこのネタ。

 

無茶もいいとこなキラーパスを、

見事に受け取ってくださって

ありがとうございます!たかさん!!

 

早速記事の方にもイラストを拝借して…。

 

 

 

···

 

 

 

 

スパァン!!

 

いっっ、痛!何!?なに!!?

 

人の仕事をネタ呼ばわりとか、

恥を知りなさい

 

え!?

いや何で!!?

あのネタは完全にフィクション…。

 

「シャラップ」

 

スパァン!!

 

痛い!

 

「理屈などどうでもよろしい。

 

どうしてこう経済クラスタってのは、

理屈ばっかりの本当に面倒臭いのが多い

のかしら」

 

いや、私は別に経済クラスタってわけでは···

 

「シャラップ」

 

スパァン!!

 

痛い!痛いなソレ!

 

「この痛みで

自分の愚かさを

よぅく噛みしめながら呪いなさい

 

 

 

どうも皆様、初めまして。

天神(あまがみ)ツェリ子と申します」

 

“あまがみ”って読むんですね。

何でも平気で食い千切って来そうな感j

 

スパン!スパァン!!

 

痛っ!痛っ!!

叩かれた痕も

めっちゃヒリヒリジンジンするし!

 

「業務時間外にわざわざ来て差し上げたというのに、

礼を尽くそうという意識もないのかしら貴方は?」

 

いや、あの…。

ありがとうございます?

(別にというか全然呼んでないし来ても欲しく無かっt)

 

スパン!スパァン!!

 

痛っっ!

心読めるの??

 

「私相手に黙秘は無効です。

 

さて、せっかく来て差し上げたのですから、

何か聞きたいことでもないの?」

 

いや、えーと、あの…。

じゃあスリーサイz

 

スパン!スパァン!!

 

痛!でも聞きたいことって…

 

スパン!スパァン!!

 

痛!痛い!!

スミマセン…。

 

「何か質問は?」

 

えーと、じゃあ…。

 

そもそも国民生活安全保障課って

何なんですか?

 

スパァン!!

 

理不尽!

 

「貴方曲がりなりにも

安全保障カルトを自称してるくせに、

そこからなの?」

 

いや、さっきも言ったように、

アレは深夜の変なテンションで…。

 

スパン!スパァン!!

 

ごめんなさい…。

 

警告は三度までです。

 

NLGSTとは文字通り、

国民が安全に安心して生活できるように働く機関です。

 

国民生活保障法に基づいて、

各省庁、自治体に設置されています」

 

具体的には?

 

「行政府に対しては、

国民生活の安全を損なうような決定・判断をしないように

監視・監督・助言等を行っています。

 

そもそも、

 

行政府自体が

国民生活の安全を保障するための

非営利団体、NPOなのです。

 

政府が正常に運営されていれば

本来無意味な機関のはずですが、

 

行政府に入り込もうとする政商、

国民のためと言いながら

国民を蔑ろにするクズ政治家

が後を絶たないため、

 

このような機関が必要とされたわけですね」

 

国民に対しては?

 

「前回のように生活に困窮した人々がいないか監視し、

必要に応じて必要な措置を取ります」

 

警策でひっぱたくことも必要な措置

なわけですか?

 

「シャラップ」

 

スパン!スパァン!!

 

痛い!

 

「もちろん、

NLGSTの課員だけで国民全部を監視するのは困難なので、

国民には

お互いに最低限度以上の生活が

できているかを監視し合う義務

が課されています」

 

あ、秘密警察的な?

 

スパン!!

スパン!スパァン!!!

 

痛っった!痛い痛い!

 

人聞きが悪い。

 

国民が自分たちの生活の安全を保障するのは

お互い様でしょう?

 

生活の安全保障の重要性を忘れ、

政商どもをのさばらせた結果、

自分たちの生活が危険に曝されるのですから、

それを忘れないためにも、

こうした法的義務は必要なのです。

 

それに、一方的な義務というわけではなく、

有益な情報提供者には報奨金が支払われます」

 

(やっぱりただの密告制度じゃねぇか…)

 

「そうして発見された生活困窮者のもとに、

私たちが派遣されるわけです」

 

ああ、

生活困窮者を捕獲して収容所にブチ込む

っていうアレですね?

 

スパン!スパァン!!

 

痛った!

だって前回はそういう…。

 

「…どうしても私たちを

旧共産圏の秘密警察

呼ばわりしたいようね。

 

レッテル貼りがお好きなのかしら?

 

…まぁあの場面だけ見たら、

そう見えても仕方ないかもしれませんね。

 

当然、

その人に合った必要な措置を取ります。

 

彼も住居不定でなければ、

捕獲して収容施設に連行する必要もなかったのですが、

致し方のない措置でしたから

 

 あ、

やっぱり捕獲って言うんですねアレ。

 

スパン!スパァン!!

 

 なんだか段々

気持ちよくなってきた気がします

 

「くっ、何か変な方向に目覚め始めたようね。

 

…まぁ良いでしょう。

 

もちろん住居がある場合は収容施設に入る必要はありませんし、

逆に医療処置が必要な場合、介護が必要な場合は、

相応の措置を取ります」

 

 でも、一度入れられたら、抜け出せないんでしょ?

 

「そんなわけ無いでしょう。

収容施設に関しては、外出は自由です」

 

え?

でも脱走したら、

後ろの二人みたいな

グラサン黒スーツに追いかけ回されるって···。

 

外出まで制限したら、

文化的な生活にならないでしょう?

 

帰宅予定日時は報告してもらいますが、

国内であれば行き先に制限はありません」

 

 でも、適当に嘘吐いてバックレられたりしませんか?

 

「現金もロクに持たないほど困窮した人たちですからね。

 

そもそも暖かい寝床と食事を捨ててまで

脱走しようとする人はまず居ませんし、

居たとしても捜索手段はいくらでもあります。

 

例えば、

 

施設入所者にはスマートフォン、

または携帯電話が貸与されますが、

これにはGPS追跡機能が付いてますから。

 

他にも、生活保障カードを使えば、

使った場所が特定出来ますから、足取りは掴めます」

 

生活費の代わりに支給されるっていうアレですね。

食費や医療費がタダになるっていう。

 

「もちろん、衣料品の購入や交通費にも使えます。

 

ただし、

生活保障カードの使用は、

自己使用目的の品物に限り、

転売は禁止されています。

 

なので、

購入物を廃棄する場合は

廃棄報告が義務付けられています」

 

その辺はめんどくさいんですね。

 

「そういう人に対しては、

カードの使用自体に制限が掛かり、

使用限度額が厳しくなります」

 

家計に厳しい嫁が旦那の小遣いを制限する、みたいな?

 

「それに近いでしょう。

そうした社会性を身に着けていただくというのも、

この制度の目的の一つとなっています。

 

労働が可能な方には、

職業訓練プログラムも用意されていますし」

 

中には労働自体が厳しい人もいるのでは?

 

「そうですね。

 

身体的・精神的に労働が困難な方もいらっしゃいますが、

単純に労働条件・労働環境が厳しすぎて働けないという人は、

それ以上に多くいらっしゃるものです。

 

NLGSTが運営する職業訓練プログラムには、

選べる職業、というか技能ですが、豊富にありますし、

最低労働時間は1分、

実質その人が可能な労働時間から、

徐々に伸ばしていくような方法がとられます。

 

最低労働時間の3時間が満たせれば理想的ですが、

それは人によって異なりますからね」

 

あれ?

最低労働時間って、確か原則8時間とか…

 

スパン!スパァン!!

 

痛い!

 

やっぱり嘘を吐いてたみたいね。

貴方みたいに

全方位で喧嘩を売るような

チンピラブロガーに、

ドMの資質なんてあるわけないわ」

 

(くっ、不覚…)

 

「それは貴方の世界のお話でしょう?

 

自分でフィクションだと言ったこと

もうお忘れなのかしら?

 

私の世界では最低労働時間は3時間。

8時間なんて、人権無視もいいところです」

 

つまり、労働条件が厳しすぎる、と?

 

そういう見方も、あって当然でしょう?

だから株ブタどもに搾取されるのですよ、貴方たちは。

 

まぁそんなわけで、

手に職を付けたい人が、

自発的に施設に入所してくる場合もあります」

 

民間の職能訓練系の学校とか、商売上がったりでは?

 

スパァン!!

 

っっ、やだって、民業圧迫…。

 

スパン!!

スパン!スパァン!!!

 

痛い…。

 

「そもそも

教育をビジネスにするなんて言語道断

 

国民の安全保障に関わる一分野ですよ?

 

まずは国家が責任をもって運営するのが当然

 

よほど高邁・高潔な理念がある場合

はともかく、

教育をビジネスとして利用するなど、

国益に反します。

 

それに、

手に職を付けたくても、

お金がなくて民間の学校に入れない人たちに、

技能習得の機会を与えることは当然ではなくて?」

 

でも、せっかく技能を身に着けても、

出て行きたいと思う人も居ないんじゃないですか?

 

「そんなことはありません。

民間企業がここより高待遇な労働環境を提示して来れば、

出ていく人も居ます。

 

それに農林水産業や医療、

土木建築などの安全保障に関わる職業に関しては、

公務員待遇でいつでも雇用される機会が保障されています。

 

雇用、あるいは自営が可能になれば、

自立した最低限度以上の生活が可能になったと判断され、

この施設から出ていくことになります」

 

わざと職能訓練を受けない人もいるのでは?

 

「そういう方も、中にはいらっしゃいますね。

でも、生活が安定してくると、

人というのは自由を求めるようになるものです」

 

不安定な生活を求める自由というのもあると思いますけど。

 

「法に基づく自由は、生きている人に適用されるものです。

死んでしまったら自由もクソもないでしょう?

 

だからまずは

自由よりも生活の安定が最優先事項になる

のです。

 

そもそも生活が不安定な自由なんて、

国民生活保障法の生活義務違反です。

 

…やっぱり貴方、

安全保障カルトなどと自称している割に、

国民生活の安全保障

という問題への認識が甘いようね」

 

え?いや、そんなことは…。

 

「シャラップ」

 

スパン!スパァン!!

 

痛い!

 

「貴方には、これから

 

国民安全保障☆虎の穴

 

に入っていただいて、

 

国民生活の安全保障の何たるか

心と身体に叩き込んで差し上げます

 

全力で拒否します。

 

ええい、聞き分けのない…。

 

魔太郎!

カニぱん!!

 

「「はっ」」

 

!!??

 

このヘタレチンピラを連行します!!

国民の安全保障を守るということがどういうことか、

 

…。

 

あっ!

どこへ消えたの!?

探し…

 

 

 

 

 

 

おや?

 

 

 

何か気が付いたら、記事が一本書けてますね。

 

 

 

これは、、、

 

 

 

うーん。

 

 

 

 

肩や背中、ほっぺたやお尻が

やけにヒリヒリジンジンして赤く腫れて

熱を持ってる

のとは、

関係がないと思うことにします。

 

 

 

 

とりあえず、明朝に投稿しときましょうか。

 

 

 

 

せっかく記事一本分になってるし。

 

 

 

 

 

 

あ、

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにツェリ子さんの秘密ですが、

 

“天神ツェリ子”というのはコードネーム

だそうです。

本名は秘密だとか。

 

それと、

 

好きなおやつはショートケーキだそうです。

 

ツェリ子さんの仕事は、昼休み1時間のほかに、

午後の休憩時間が30分あるそうですが、

そこで部下の人たちに、

おススメの甘味を自腹でふるまっているとか。

 

良い上司ですヨネ。

 

 

…。

 

 

おや?

 

こんな時間に来客ですかね?

 

それではみなさん、またお会いしましょう。