”日本国民へ” | 門前小僧、習わぬ今日を読む

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反グローバリズム、反新自由主義、反緊縮財政。
アイコン,ロゴ画面はイラストレーターtakaさんより。
takaさんの詳細情報はブログ画面にて。

今の日本って、本当に豊かです。

そして平和です。

 

餓死者でも出れば大事件、健康を害するような食料品が出ればトップニュースになるくらい、大多数の人に、安全な食料が手に入ります。

電気やガス、水道も、日本全国津々浦々まで行き届き、停電や断水なんてほとんどありません。

ケガや病気をすれば、高い料金を請求されることなく治療を受けられます。

暴動が起こって死傷者が出るなんてこともありません。

 

これらは、現在の日本に住んでいる以上、当たり前のことですが、

決して当たり前のことではありません。

 

私たち日本国民の生活の基盤となる、安全や安心を保障してくれる制度や規制、

そしてそれを維持するためのお金や労力があって、

初めて私たちは「当たり前」の生活を送ることができているのです。

 

しかし今、私たち日本国民が送っている「当たり前の生活」が脅かされようとしています。

 

財政均衡主義の名のもとに、「国の借金問題」という嘘に国民の大多数が洗脳された結果、

私たちの所得だけでなく、生活の基盤を維持する大事なものが失われようとしています。

少子化、人手不足の名のもとに進められる移民政策により、私たち日本国民の雇用が奪われ、さらに欧州のような無法地帯国家になる危険が迫っています。

 

このままでは、「お金がない」とぼやくだけでは済まされません。

命や健康すら脅かされるような社会になってしまうでしょう。

 

私は根っからの庶民であり、知識もなければ頭もよくありません。

できれば政治のことなど政治家に任せて、上手くやっておいて欲しいと思っています。

 

昭和の時代、または20世紀のうちまでは、それでも何とかなっていたと思います。

しかし、今は時代が変わってしまいました。

 

今、私たち日本国民にとって何が大事なのか。

それを、私のような庶民でも、考えなければならない時が来ていると思います。

 

大半の政治家がポピュリズムに染まり、

国民にとって重要な問題の本質から大衆が食いつきやすそうな主張を繰り返しながら、

ごく一部の国民や外国民に都合が良い、

大多数の日本国民にとって不利益となるような制度改革を次々と成立させています。

 

一方で、財政均衡主義という新興宗教的教義に基づいた緊縮財政を推進し、

政府の支出を減らして大多数の日本国民の所得を奪い、その上で税金として吸い上げる財務省。

 

さらにこういった連中の言を、批判もせずにそのまま流す大手マスコミ。

 

少子化・人手不足の名のもとに、“日本国民の所得”、企業にとっては“人件費”を引き下げるために移民政策を推進する政治家。

 

今、私たち日本国民にとって何が大事なのか。

何を守り、どのように判断しなければならないのか。

 

私はまず、自分の生活を守ることを第一に考えてみたいと思います。

 

その上で、必要な情報を集めれば、自ずと政治や経済の問題について、自分のためになる、ひいては大多数の日本国民のためになることが何なのか、がよく見えてくるのではないか、と考えています。