ふくちゃんは朝から出かけてそこらじゅうで演説をしたりタウンミーティングに参加したり、とにかく連日忙しい。 知事選挙で経験したとはいえ、今回の市長選挙も「必死のパッチ」でやらねばならぬ。
くたくたになって帰宅すると、家族より少し遅い晩御飯。
テーブルの半分は予定候補者の食事が並べてあり、あとの半分はもう食べ終わった相方が、つまり私が、絵の具を並べてゴチョゴチョしている。間ではまだ食べ終わらない子どもらが、いつ終わるとも知れないチンタラポンな夕飯をひろげている。
たぶん、疲れて帰ってガチャガチャした食卓はくつろぐには最良の条件ではないだろう。だけど申し訳ないけど、今だけ今だけ、私もやらなきゃいけないことがあるもんで。選挙なんで。
彼のために文章を書き、その絵を描き、彼のスピーチを聴いては「ふくちゃん語録」を描き。
忙しいけれど、こちらは好きなことをしているので苦ではない。逆に食べたり片付けたりをすっ飛ばして、そんなことばかりしていたいぐらい。
でも家ではゆったりくつろぎたい相方のこともちょっと考えないとーとさっきやっと気がついた。ごめんなすって。
今夜からもう少し気を遣おうと思う。
これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。
前回のシリーズはこちら→
http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily

