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先日のオトナの遠足パート2で
行きに新幹線に乗る前ふと思いつき
ふらりと本屋に入って
久しぶりに文庫本を買いました
乗車時間は片道約1時間半ちょっと
最近は電車内ではスマホばかり見ていて
本を読まなくなったなぁと思い
ちょっと読みたくなったんです
こちらの本は以前から気になりながらも
中々手に取らなかったんですが
頁をめくると同時に瞬く間に
ツバキ文具店の世界に引き込まれました
舞台は鎌倉の山のふもとにぽつんとある
手紙の代書も手がけるツバキ文具店
ポッポちゃんこと鳩子が先代亡き後
淡々と日々の暮らしを丁寧に重ねながら
依頼人の気持ちに寄り添い
時には七転八倒しながら書き上げた手紙が
実際に全て筆跡も変えて掲載されています
この手紙を書く前後の依頼人との関わりや
先代と鳩子の複雑な関係
鳩子と友人との暖かいやりとりなど
色々な言葉が織り込まれています
夢中で読み耽り、読み終えたのは就寝前
素敵な本に出会えて良かったなぁ
また電車で移動の際は文庫本をお供にしよう
そう素直に思えた、一冊となりました