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趣味の一つである、
新しいフランス料理店を探し続けて数か月が経過し、
「ここは美味しい!」と満足できたフランス料理店に
出会えましたのでご紹介させて頂きます。
“Jour de Marcheジュードゥ マルシェ”へ。
店内に入ると、テーブル席、カウンターの前に厨房、
すっきりと纏められた清潔感を感じます。
榎本シェフは、
都内フランス料理店、フランス・リヨンの星付きレストランで
腕を磨かれた後、
2015年に“Jour de Marche”をオープンされました。
何故、今まで知らなかったのか?不思議でなりません。
コース料理に合わせて、ペアリングをオーダーです。
◆Champagne Benard-Pitois
シャンパーニュ L・ベナール・ピトス
繊細な泡立ちで、やわらかな膨らみを感じるバランスの取れた味わいです。
柑橘類、トーストやナッツの香り、シルクのようななめらかで、
程よいミネラル感、エレガントな余韻が広がります。
最初のアミューズは、
●安納芋
濃厚な安納芋のポタージュはとってもクリーミー。
生ハムに巻かれたパイ包みの塩加減と安納芋の甘さの
バランスがとっても美味。
●戻り鰹 トマト
色とりどりのお野菜たちに囲まれた戻り鰹。
藁焼きの香ばしい香りに包まれた脂の乗った旬の鰹、
お野菜は蓮、おくら、アンディーブ、数種のトマトなど。
球体のオリーブオイルも弾けてアクセントにも。
◆La Lastra Vernaccia
トスカーナに用いられる白ワインのブドウ品種、ヴァルナッチャ。
甘いドライフルーツやアーモンドとミネラルの香り、白い花々を
感じさせる可憐な味わい。
●自家製パン
胡麻やオーツ麦がくっついたパン、とっても美味!
販売されたいたら必ず買います。
●釜揚げしらす 黒米
メニューを見た時に、どんなお料理?と想像しました。
なるほどです、想像と違いました。
リゾット風の黒米に、ちょっぴり塩味の利いたしらす、
その上にチーズ。絶妙なバランスの良いお味に。
●鮮魚 ノイリー
人参のピューレの上に、徳島産の真鯛はふっくら柔らか。
その周りに銀杏、ブラウンマッシュルームなど秋を演出。
魚の出汁をベースに、爽やかなハーブの香りのノイリー酒を
加えたエスプーマのソースで印象的な一品に。
◆BOURGOGNE LA CIBRYOTTE
ブルゴーニュ・ルージュ ラ・ジブリオット
ベリー系の熟した甘い香りに柔らかな果実味が広がります。
凝縮感、深みがあり華やかな余韻が続きます。
●沖縄県産 ロイヤルポーク
美味しいに決まっていると思わせるほどの
美しいピンク色のポーク。
その周りにはプルーン、小たまねぎ、カリフラワー、茄子、ひよこ豆を潰してキューブにしたパニス。
深みのある赤ワインのソースで。
●自家製プリン
鳳凰の卵で作られたコクのあるプリンは、
濃厚なカラメルソースも美味。
●栗 アールグレイ
栗のムースとアールグレイのアイスクリーム。
無花果、ナッツ、ラム酒の風味でキャラメルソースもとっても美味。
フレッシュハーブティー、
オーガニックアフリカンネクター(ハーブティー)、
オーガニックアールグレイ、インテンスセレクションからセレクト。
日頃からハーブティーは口にしているので、コーヒーを。
●ミニャルディーズ 珈琲
フランボワーズのゼリー、無花果のギモーヴ。
珈琲は、厳選されたアラビア種を丁寧に焙煎。
華やかな香りで爽やかな酸味、深みのある美味しさです。
■“Jour de Marcheジュードゥ マルシェ”。
新宿区四谷坂町12-11 1F
久しぶりに至福の時間を過ごすことができたフランス料理店。
女性シェフならではの感性で美しいメニューの数々が目で味で
楽しませて頂けます。
榎本シェフとスタッフ1名で、限られた席数を熟し、始終、無駄の無い動きは計算しつくされていると感じ、常にきれいな厨房も気持ちの良い時間でもありました。
帰りに、テイクアウト(真空パック)のカレーを
購入させて頂きました。
●黒毛和牛のカレー
自家製のフォンドヴォー、ふんだんにスパイスを
使用されているようです。
後日、楽しみです。
素敵なものを探し続けて~*
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