《食》~MAISON KEI メゾンケイ(御殿場)~パリのエスプリを感じるフランス料理店* | ~*颯爽と歩き続ける 気ままなライフスタイル*~

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いつも颯爽としていたい・・という思いを込めて。。

走る人

 

フランスパリでミシュラン三ツ星を獲得(2020年)された

“レストランケイ”の小林圭シェフと

老舗和菓子の“とらや”とコラボレーションされたMAISON KEI”。

 

今年、静岡・御殿場にオープンし、瞬く間に話題となり、

予約の取れないフレンチレストランに。

 

 

 

MAISON KEI”のある御殿場の東山地区は、

古くから別荘地として親しまれ、富士の眺望も素晴らしい地域です。

 

 

 

 

“とらや工房”の直ぐ側に構える“MAISON KEI”は、

落ち着いたシックな雰囲気の外観で、

緑に囲まれた素晴らしいロケーションです。

 

 

 

店内に入ると、庭が広がる大きなガラス窓からは、

富士山の美しい姿を見ることができます。

 

窓側に並んだテーブル席がこの日は8席、

席の様子が見える中央に厨房があり、

木の温もりと緑とのコントラストが素敵な空間です。

 

 

 

●ボランジェのシャンパーニュでスタート。

メニューは2種類、予約時に旅のコースを予約しました。

 

●グジェール

コンテチーズを練り込んだシュー生地は、しっとり濃厚チーズでふわふわです。

 

 

 

●スープ

麓近くで採れたマッシュルーム、ベーコン、鶏などのうまみ成分が

しっかり溶け出したやさしいお味です。

 

 

 

●かつおのアミューズ・ブーシュ

藁で燻製されたかつおに、新玉ねぎとミョウガ、

その上にヴィネグレットソースとのバランスが素晴らしく

とっても美味です。

 

 

 

●ブーランジェリー・パティスリー・アダチのパンは

購入することが困難ですね。オリジナルだそうです。

シチリア産のセドリック・カサノヴァのオリーブオイルと一緒に。

 

 

 

●庭園風季節サラダ <ジャルダン・ドゥ・レギューム・クロッカン>

パリでも人気のメニューの小林シェフのスペシェリテ。

 

新鮮な野菜の上にはレモンのふわふわのエスプーマ、エディブルフラワーが華やかです。

ブラックオリーブのクランブルをパラパラとふりかけ、

ルッコラなど軟十種類ものお野菜、下のソースとしっかり混ぜ合わせます。

 

 

 

 

 

グリーンカラーに変化したサラダは、フレッシュで、濃厚なグリーンの複雑なお味に。

フランス特有の濃いお味のお野菜に対して、日本のお野菜はみずみずしいので、

しっかりとしたお味にアレンジしているのだそうです。

 

 

 

●グリーンアスパラ

塩焼きにしたグリーンアスパラはみずみずしく優しいお味、

旬のうるいは歯ごたえがあり、苦味のアクセントに。

ヨーグルトの酸味とアンチョビを利かせたソースでフレッシュなお味に。

 

 

 

●金目鯛 

老舗の焼津のサスエ前田魚店から仕入れている金目鯛。

皮のうろこ焼きがパリパリと香ばしく、中はふっくらのポワレに。

サフラン、カレー風味のソースは意外な組み合わせだと感じましたが、

メリハリのある新鮮なお味に。

 

 

 

Gevrey-Chambertin

 

 

●静岡産の鶏の胸肉

塩麹で低温調理された鶏の胸肉はふっくらやさしいお味に、

塩麹と御殿場産のワサビをソースに、ピリッとスパイシーさがプラス。

 

 

 

●<ヴァシュラン>

焼いたメレンゲをスプーンで叩き、崩れると中にはアイスクリーム、

とらやのあんこと白味噌のソース。

様々なテクスチャーが繰り広げられるデセールは感動です。

 

 

 

●リオレ

お米を使ったフランスの伝統的なデセールのリオレ。

スプーンを中に入れるとキャラメルがIN

 

 

●ハーブティー

レモングラスとカモミールのブレンドで。

発酵バターのサブレ。

 

地域密着の静岡県産の食材に拘り、

どのメニューも、素材と素材との合わせ技が素晴らしく、

素材を引き立てるソースの繊細さと意外性が、毎回、感動を覚えます。

緊張されているスタッフも見受けられましたが、丁寧に一生懸命さが伝わり、

とても好感が持てました。

 

Maison KEI

静岡県御殿場市東山527-1

 

※次回は、東山周辺を散策し、ご紹介させて頂きます。

 

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素敵なものを探し続けて~*走る人