今日はFinlandのIppe Katka Bandです。

フィンランドでは有名なドラマーでJazzフィールドに限らず活躍されています。

Leoから出ており、Free Jazzなどアバンギャルド系統の作品が多いレーベルですが、こちらもご多分に漏れず変わっています。

まずドラムが全くJazzっぽくなくパンキッシュとでも申しましょうか、なんとも言えない感じで非常に面白いです。

フリーフォームでありながらまとまりがあり矛盾する要素がうまくバランスした作品だと思います。

入手当初からお気に入り。

ジャケットにこまわり君がいます(年代がばれますね)。

CD再発はないようでアナログしかありません。プレミアがつくレーベルではないので見つかれば高くはないと思います。

 

 

ウクライナが大変な状況でこんなこと書いている場合かとも思いましたが、何かの本で戦争とは相手の心を折るためにやっているというのを読んだような記憶があったので、自分でできる範囲での支援や寄付はしつつ、心乱されることなく日常を送ろうと思います(状況を見ると何とも言えない気持ちになりますが。。。)。

今日はNovaの2ndアルバムVimanaです。

元々はイタリアのOsannaで名をはせたDanilo Rusticiを中心に結成されたグループで、1stアルバムもプログレ然としたジャズロックの名作。

Daniloはお薬関係でドロップアウトし、盟友のElio D'annnaと弟のCorradoを中心に建て直され、驚異的なリズムセクションを迎えて制作されたのがこのアルバム。

1stもオリジナルは英国盤ですがイタリアのAristonからも出てました。

こちらの2ndはイタリア盤がないことから活動の中心が英国に移ったものと思われます。

ドラムがNarada Michael Walden、ベースがPercy Jones、ゲストでPhilCollinsまで参加しているのでいかに期待されていたかがわかります。

プロデューサーはPhilColinsとともにBrandXの支柱RobinRumleyでクレジット見ただけでも買いです。

内容はタイトなリズムセクションの上にリード楽器が縦横無尽に駆け回るジャズロックの名品ですが、テクニックに頼るばかりではなく構成もよく考えられており、硬軟織り交ぜリラックスして聴ける作品になっています。

テクニシャンぞろいなのでお互い遠慮ありませんが、非常にバランスのいい作品です。

これ以降の作品はシリアス感が薄くなりアメリカでの活動が主になっていきますが、いずれも悪い作品ではありません。

オリジナルは英国盤でラベルが二種類ありますが、77年発売のEnglandのGarden Shedが黒地ラベルなので青地のが先プレスだと思います。

CDは紙ジャケで一度再発されていたと思います。

プレミアがついているようなものでもないのでぜひオリジナル盤でお試してください。

 

 

今日はオーストラリアのAyers Rockの2ndアルバムBeyondです。

3枚ある彼らのアルバムの中でも一番のお気に入り。

オーケストラ入りで最もプログレッシブな作品でオーストラリアの大地を感じさせる雄大な曲から破壊力満点のスリリングな曲までバリエーション豊富で、アルバムとしての完成度も高いです。

ジャズロック色が強いのでブルージーなものが多いオーストラリア勢の中ではちょっと変わった部類かも知れません。

オーストラリア盤がオリジナルでジャケットはフルコーティングで美しいです。

Mushrroomのインナーバッグがついてます。

他国プレスはアメ盤とカナダ盤がありますが、いずれも高いものではありません。

CD再発もあるみたいです。

 

今日は渡辺香津美氏が結成したMOBO BandのMOBO倶楽部です。

1984年に発売されたこのアルバムはセンス抜群な香津美氏のアルバムの中でも一際プログレッシブなアルバムです。

Fusionコーナーに激安で並んでますが、70年代もさることながら80年代の彼の作品の完成度はヤバいです。

硬派なJazz-Rockですが80年代のテクノロジーを非常にうまく取り込んでおり、良い意味で時代を感じさせます。

各メンバーの演奏も非常に充実の一言。

内容の薄いただ高いだけのレア盤買うより、これ聴いた方が良いです。

レコードもCDも色々ありますので気軽に頼んでいただける名盤です。

 

今日はフランスのTai Phongです。

Jean-Jacques Goldmanが所属していたグループとしても有名。

Tai PhongといえばSister Janeというくらいの名曲がありますが、当時のフランスでは驚異的な人気を誇っていました。

Youtubeに街中でLiveやってる映像が落ちてますが凄い観客の数です(ほぼ女性)。

今日ご紹介するのは75年発売の1stアルバムで、プログレ業界では嫁を質に入れてでも聴いた方がいいアルバムといわれています。

Sister Janeは確かに泣きの名曲ですが、アルバム全体として非常に出来が良く、決してこの曲だけが素晴らしいというわけではありません。

アルバム全体を通して構成も演奏も素晴らしく、フレンチシンフォニック史に燦然と輝く名作だと思います。

実は私もオーディオがまともに音が鳴るまで、このアルバムはしょぼいと思っていました。

ちゃんとしたオーディオで聴くと大きく評価が変わり、オーディオの重要性も痛感した次第です。

オリジナルはフランス盤でエンボス加工が施され、SisterJaneシールの貼ってあるものが初回といわれており、レーベルはBurbankが初回盤です。

当時プレスはカナダ、日本とあり、日本盤も音質は優秀です。

CD再発も多数あります。