今日はアルゼンチンのAnacruza最終作のFuerzaです。

5枚作品を発表しており、政治的な理由により4枚目以降はフランスに拠点を移しています。

4thと5thの完成度はヤバく、タンゴを拡張解釈したような感じで、その精神性を恐らく政治的な状況を交えながら表現しており、絶品と言える作品です。

オーケストラアレンジ、アコースティックな調べ、大胆な曲展開、哀愁漂うボーカル、時折ヘビーに切り込んで爆発するギター等々プログレ要素満載。

南米最高峰の一枚と言えるでしょう。

レコードはフランスとアルゼンチン盤がありますが、録音ミックスともフランスなのでフランス盤がオリジナルのようです。

CDもありますが、ぜひアナログで聴いていただきたい作品で、メタルではないですが可能な限り爆音でお聴きください。

 

 

 

 

今日は日本のPicaresque of Bremenの3rd Tales of an Alchemistです。

岩手で活動していたバンドで、詳しいことはよく知りません。

リーダーは栃澤潤氏のようで、ほとんどの楽器を演奏されています。

名前で検索すると天皇陛下のご学友っぽい記事が出てきたので学習院出身の方なのかもしれません。

中々表現が難しいグループですが、プログレ感は薄く、キーボード中心のちょこっとハード感のあるポップと言えばいいんでしょうか。

ギターが中心の曲はメタリックでギターがかっこいいです。、

ボーカルは好みが分かれるところですが、線が細く安定もしてないので私はあまり好みではありません。

レコードは85年のプレスのみで、booklet付きです。

CDは昨年ようやく出たようですね(1st以外)。

 

 

今日はカナダのDionysosの3rdアルバムです。

同名タイトルで最後の作品。

デビュー後二枚出した後に一度解散し、再結成して出したアルバムです。

初期二枚は勿論名作なのですが、バラエティー豊かでとても聴きやすく、これはこれで良いです。

ハードロックっぽいもの、プログレチックなもの、哀愁溢れるバラードなどアルバムとしてのまとまりは皆無ですが、個々の曲は完成度も高く演奏も安定しています。

アナログはカナダ盤がオリジナルで再発が一度あるようです。

1stと2ndはちょこっとプレミアプライスですが、こちらは安く手に入りやすいですね。

残念ながらこれだけCDがありません。

 

 

今日はProgressive Metalの元祖といわれるQueensrÿcheの3枚目Operation: Mindcrimeです。

セールス的にもかなり成功したアルバムで、ポップ性とまではいきませんがメロディアスで難解な部分はなくとても聴きやすいことが要因でしょう。

中学から高校にかけてハードロック&メタルキッズだった私が最初に触れたコンセプトアルバムで、アルバムを通してストーリーがあるということが新鮮でよく聴いていました。

彼らのアルバムで持っているのはこれだけで、他は特に興味がありません。

商業的にもDream Theaterほど成功することはなく、起死回生を狙って続編を作りますが大した成功を収められなかったようです。

時代とタイミングがあった一枚といえるでしょう。

アナログは当時結構売れたのでCD/アナログの端境期にあって、それなりに人気もありますが価格は安いです。

ただ、このUS盤はカッティングが悪いのか音圧が低く、あまりお勧めできません。

他国盤は良いのがあるのかご存じの方がいたら教えてください。

 

 

 

 

今日は日本のMr Sirius Barren Dreamです。

これは1stアルバムで、後2枚ありますがボーカルが別の方になってます。

Mr.Sirisuこと宮武氏は心斎橋の傘屋さんで、凡百のプログレバンドと慣れあうことを嫌い、日本プログレにおける孤高の存在。

これが最高の名作とか日本を代表するとかいう気はさらさらありませんが、紳士に音楽に向き合う姿勢と甘えを許さない曲作りなどが印象深いです。

ボーカルも日本的ではなく、しっかりとした素養が伺えます。

新しさのない日本プログレは衰退し、ブームにもなりませんでしたが、ここには苦しみながらも未到達の領域へ何とか到達したいという意思を強く感じます。

オリジナルはアナログでCD再発も多数あります。