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2011/05/08
今日はまず最初にモンキーテンプルを見学だ。
モンキーテンプルの入り口辺りは糞らしきものが無数に落ちていて、汚い。注意して歩かねば。
寺院への道を登ると少数の猿がいる。
どうやらここは赤顔と黒顔の猿が共存しているらしい。
それでも赤顔の猿のほうが数は多かった。
さらに登り、道の左側を除いてみるクソ汚い池のような貯水所のようなところがあった。
進むにつれ人の数が多くなり、水音が聞こえてくる。
人々の笑い声とバシャバシャ音。
なんと先ほどの貯水所の上にプールのようなものがあり、人々が汚水を気持ち良さそうに浴びたり、中を泳いだりしていた。
どうやらここは沐浴場のようだ。
よくこんな汚い水の中に入れるなと感心しながらぼくらはさらに奥へと進んだ。
すると、どんどん猿の数も多くなっていく。さすがモンキーテンプルだ。
かなり近寄っても大丈夫なので、猿観察にはもってこいの場所だが、目を合わせると威嚇されるので目はつぶっていたほうがいいだろう。
寺院らしきところに着き、謎の像に手を合わせた後、ぼくらは車に戻ることにした。
帰りにもう一度沐浴場を見学していると若者が楽しそうに汚水に飛び込んでいるのを目撃。
さすがインド人とぼくは思った。
それからアグラまで4時間の道のりを車で移動し、途中アグラ城なるものを遠くから写真撮影した。
その後イティマド・ウッダウラー廊という場所に行きリスの写真を沢山撮った。
そして、ようやく今晩泊まるホテルに着いた。
少しだけ休憩した後、ラタンがアーユルベーダの店を紹介すると言ってきた。
おたべが行きたいと言うので行ってみると、予想以上の高額。
全身マッサージ、シロダーラ、ハーブマッサージのセットで2500ルピーとか言ってやがる。
確かに日本よりは断然安いが、それでもやはり相場より高い。おたべはどうしてもシロダーラをやりたいらしく、シロダーラ単品1700ルピーをやっていた。
シロダーラはハーブかなんかのオイルを頭から垂らすアレだ。
ぼくも多少の興味はあったが、値段が高かったので全て拒否。
施術後おたべは気持ち良さそうに帰ってきたが、一日中髪の毛が油まみれだった。
店員はおたべには優しかったが、なぜかぼくには冷たかったのが気になった。お金を払わない者にはこうも接し方が違うのか。
それからタージマハルをサンセットとともに見る絶好のポイントがあるとラタンが言うので行ってみることにした。
タージマハルを裏から河を挟んで眺める感じの場所だ。
周りには有刺鉄線があり、殺風景な場所ながらちょこちょこ観光客がいて、穴場的な雰囲気の場所だった。
そこで気の弱そうなドイツ人男性と陽気なインド人に会った。
ぼくにはこの二人が、友達というよりドイツ人の金目当てのガイドとそのカモに見えた。
陽気なインド人がいろいろ話しかけてきて、お茶でも飲みに行こうと言い出したが、めんどくさいし、どうも信用できなかったので断固拒否。
しばらく見学していると欧米人のおじいちゃんおばあちゃんグループがやって来て記念写真を撮っていた。
その姿にどれほど癒されたことだろうか。
やはりインドという信用ならない国での欧米人は非常に心が休まる存在だ。
欧米人+老人という要素は今のぼくには鬼+金棒と一緒だ。
最強の組み合わせ。
見ているだけで癒された。
そこで一時間ほど夕日に照らされるタージマハルを見学し、ホテルへと戻った。
その途中ラタンに案内されたレストランで食事を摂ったが、初日とは違い、価格が欧米価格だった。
欧米+価格は本当に最悪の組み合わせだ。やりやがったなラタンめ!
タンドーリチキンやチキンカレー、トマトカレーを注文。
まぁ味は美味しかったので勘弁してやろう。しょうがないヤツめ。
それから宿に戻り、明日はインドでの目玉観光地タージマハル観光だ。
あー楽しみ。おやすみなさい。
明日につづく。
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