アメリカの博士課程の最初の学期(8週間)が無事に終了しました。
最初に入学を決めた博士課程は、ライブクラスや録画クラスがなかったため、自分自身で淡々と研究を進めていかなければならず圧倒されていましたが、現在在籍する博士課程は、毎週のクラス時間に加え、教授からのフィードバックがとにかく多いため、同じ博士でも、学校もしくはプログラムによってこれほどまでに違いがあるのだと実感しました。
実際には、今回修了したコースは1学期目と言うことで、コース自体、プログラムの中で1番基礎的なコースのためこのような印象を持っているだけかもしれませんが、入学をし直して自分に合ったプログラムを選択したことが本当に良かったと感じています。
とにかく今母が求めている学びとは…
継続できる学び
追われる学びではなく、
きちんと消化できる学び
学位取得を目的とした学びであれば、そんな悠長なことを言ってられないのかもしれませんが、今の自分にとっては、何よりも吸収することが大切。
ただ、時間に追われやり過ごすのではなく、きちんと学びとることが理想だと感じています。
ホームモンテッソーリのお手伝いでよくいただくご質問の中に…。
「課題に追われて、内容を吸収できない。」
というものがあります。
NAMCを受講していらっしゃる方々からのお声ですが、母自身も、自分が受講中はこれが一番の悩みの種でした。
コースを受講していると、気になることが沢山出てきて、和書と照らし合わせ読んだりしていると、課題の期限が迫ってしまう。
結局課題を中心に行おうとすると、きちんと学ぶことが出来ず消化不良になってしまう。
…ということで、当時母が出した結論は延長制度を使ってギリギリまで受講するというものでした。現在の博士課程も、通常は1学期に2コマずつコース受講をすることが理想なのですが、ここは敢えて1コースのみにしています。
日々の中での優先順位は、フルタイムの仕事、最近ではめっきり少なくなったものの娘のホームモンテッソーリ、そしてホームモンテッソーリのお手伝い&ホームモンテッソーリスクールが中心であり、博士課程の学びはこれらの日常にプラスαをもたらしてくれるべきもの。
当然課題に追われて寝不足になる日々は免れませんが、それでも自分の中での優先順位は確立していると自負しています。
ついに来週から始まる2学期目の授業。
今回のトピックは『成人教育』です。
成人の発達段階を考慮した自己主導的な学習について。
まさに母がモンテッソーリ教育を学び始めた10年以上前から現在まで継続して行っていることであり、学習心理学的を通じてどのような知見が得られるのか楽しみです。
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