『愛情の賢いかけ方』 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

「ホームモンテッソーリのお手伝い」を始めた頃は、ご家庭での環境設定やモンテッソーリのおしごとについてのご質問が多かったのですが…。ここ1年程は、皆さんからいただくご質問内容が変化してきています。

 

お子さんの年齢に関わらず、圧倒的に多いのは『親の在り方』。

 

考えてみると、おしごと云々の前にこの基本的な姿勢が整っていないと、上手くいくはずのものもうまくいかなくなる!!残念ながら、母自身そのことに気付いたのは、モンテッソーリ教育を学び出してから数年経った頃でした。

 

そして、皆さんからご相談をいただく中で、最も多いのはこの2つ。

 

  • 子どもを愛するがゆえに、やってあげすぎてしまう。
  • 子どもを愛するがゆえに、注意しすぎてしまう。

 

まさに両者とも「親心」なのだと思います。

マリア・モンテッソーリ博士が親向けに残したこちらの書籍に、以下のような言及があります。

 

 

子どもが、自ら成長することを心にとどめておくことは非常に重要です。(中略)ですから、私たちは衝動的にやり過ぎ、過度に注意したり、訂正したり、子どものエネルギーを自然な成長の道筋から逸脱させ、その結果、神経的な病理、恐れ、怠慢さ、いたずらや他の望ましくない特徴という、本来なら簡単に避けられたことも、もたらしてしまうのです。

 

 

まさに、前述の2つのタイプの親について見事に触れられています。

だとしたら、愛する我が子のために親はどうすれば良いのか。

 

『愛情の賢いかけ方』

 

これが重要だと説いたモンテッソーリ博士。

あと数週間でティーンエイジャーとなる娘と向き合うに辺り、今まで以上に必要なのが、いかに愛情を賢くかけるかということ。

 

やりすぎれば煙たがられ、訂正すれば嫌がられる(笑)。

 

この傾向は小学生の頃よりも顕著になってきています。

だからこそ、賢く愛情をかけることを意識していないと、なかなか子どもとの関係が安定しないと感じています。

 

いつも皆さんからのご質問やご報告をいただく度に、自分自身を振り返る機会となり、大きな学びをいただいている毎日。

 

やっぱりこれからも忘れてはならないキーワードは『愛情の賢いかけ方』。

これでティーンエイジャーと上手く向き合えるのか乞うご期待です(笑)。

 

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