モンテッソーリの英語教育を日本に広めたい!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

日本語、英語、韓国語の3か国語の中で生きる娘。

語彙数は圧倒的に日本語の方が多いのでしょうが、日常生活においては日本語も英語も大差はなく、韓国語も会話であればそれほど困らないレベルとなってきました。

 

現在小5の娘にとって、英語と韓国語、どっちが楽しい?と聞かれれば、断然「韓国語」だとか(笑)。

 

その理由は至って簡単。

 

英語⇒親にやらされたもの

韓国語⇒自分がはじめたもの

 

やはり内発的動機ほど強いものはないのだと、彼女自身が証明してくれています。

 

モンテッソーリの言語教育(英語)が素晴らしい理由

 

モンテッソーリの言語教育(英語)には、驚くほどシステマティックなロードマップが用意されています。

そして何よりも素晴らしいのは、「大人が教える」のではなく、「子どもが自ら反復を通じて学ぶ」という自己教育力を最大限に生かしたものである点。

 

我が家は、娘の英語に関しては早い段階から外注に頼ってきた部分が多いため、家庭ではモンテッソーリ教育の英語教育は所々しか取り入れてきておらず、もしこれをきちんと取り入れられたら、また違った結果になったのではないかと、取り戻せない過去についてあれこれ考える機会も増えています。

 

ただ、ここで1点、どうしても気になる点が…。

モンテッソーリの言語教育(英語)は、あくまでも英語ネイティブの子ども達のためのものであり、第二言語では果たして使えるのかどうかという点。

 

実はこれは娘が2歳の頃から、モンテッソーリ教師養成講座のチューターに意見を伺ったり、様々な文献を読んだり、バイリンガル育児の専門家の意見を聞いたりと、この10年様々な形で模索してきました。

 

そして、昨年より始めた「ホームモンテッソーリのお手伝い」の中で、数多くのお母様方から、英語教育に関するご質問をいただくことが増え、この点に関して本格的なリサーチを開始。海外の著名なモンテッソーリアンたちから意見を伺い、そしてその中でご紹介いただいた、あるAMIのモンテッソーリアンとの出会いがありました。

 

なんと彼女、英語ネイティブにもかかわらず、モンテッソーリ・メソッドを使用して、日本語を子ども達に教えている言語教育のスペシャリスト。果たして、日本語を母語とする私たちが、家庭で英語教育をモンテッソーリ・メソッドを使用して行うことは果たして有効なのか伺うと、答えは「YES」の3文字でした。

 

英語を取り入れる際、大切になるのは…!?

 

ただ、ここで大事になるのは、「気持ち」。

新しい言語に対して、前向きで明るい気持ちを作ることが、非常に大切だと言います。

 

「子どもには英語で苦労をさせたくない」といった親の「強すぎる想い」だったり、「1日に英語を〇〇聞かせなきゃ」といった「ノルマ」は禁物。やはり親子の絆を強くするのは母語であり、決して英語を置き換えたりするのではなく、あくまでも「お楽しみ時間」として日常にちょっと「プラス」してみる。このポジティブな雰囲気が、子どもに英語を自然と受け入れ、いつの間にか楽しくなってくる・・・。そんな雰囲気が大切だと言います。

 

娘の韓国語を振り返ると、韓国語が溢れ出したのは、パンデミックによる休校中。

ドラマを観ている間に、一度に習得した様子でした。

ただ、思い返せば、我が家には娘が小さい頃からK-POPが流れており、韓国語の絵本も数冊あり、韓国の友人もいて、やはり母の韓国愛が常に溢れていたのだと思います(笑)。

 

決して教えたことはなくても、気付いたら吸収していた。

素地があったからこそ、9歳から10歳にかけてどこか花開いたのかもしれません。

 

ホームモンテッソーリスクールに「英語のおしごと」も追加したい!?

 

「ホームモンテッソーリスクール」では、少しずつモンテッソーリの英語によるおしごともご紹介していけたらいいなと思っています。そのためには、まだ見直すべき資料等山のようにあるのですが、夢はどんどん膨らみます(笑)。大人が英語に自信がなくても、子どもと一緒に楽しむことで、きっと親子の楽しいホームモンテッソーリの時間は開けるはず。我が家が犯したミスともいえる「やらせる英語」ではなく、日頃のおしごとのメニューの1つとして、お子さんの選択肢になればいいなと感じています。

 

モンテッソーリの英語教育が日本に広まったら、どれほど素敵だろう…。

想像だけでワクワクしています♡

 

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「モンテッソーリのお手伝い(月1回コース)」を開設してから、多くのお問い合わせをいただき、ありがとうございます。果たして月1回で何かお手伝いできるだろうか…と不安な面もありましたが、「良いバロメーターとなる」というお声などもいただき、お手伝いできることをとても嬉しく思います。

 

 

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