最近は、娘が母のカバンを持ってくれます(笑)。
この日は池のコサギを10分ほど動画撮影した11歳。
足を震わせるようにして食べる姿、水草をまたぐ姿など、ひたすら実況中継。
「もう行こう」と言いたくなる時も多いのですが、彼女にとっては自然と繋がる大切な時間。
幼児期、お砂場からなかなか離れられなかったあの時と同じよう、外の世界には11歳を惹きつける力があるようです。
子どもと精神的に繋がるということ
1942年から1944年まで、インドのコダイカナルで抑留生活を送っていたモンテッソーリ女史。息子のマリオと共に、乳幼児から18歳までの子どもを持つ家族が住む複合施設の近くに住んでおり、この場所がモンテッソーリの小学校教育であるコスミック教育の思想の原点となったと言われています。
この時、モンテッソーリ女史が行ったのは、小学生の子ども達にただ教具を見せ教えるのではなく、子ども達と外の世界へと飛び出し、共に探求するということ。まずは、子どもと精神的に繋がるというこの作業が何よりも大切だったと言います。
子どもの興味はすぐに生まれない!?
モンテッソーリ教育のエレメンタリープログラムにはコスミック教育と呼ばれる知識欲をくすぐるようなたくさんの活動があります。宇宙の歴史から出発する壮大な学びは、公教育とは全く違った学びと言えるでしょう。
ただ、ここで考慮すべき点もあります。
小学生になれば、誰しもが自動的にこれらの学びを探求する準備が出来ていると言えるのか?
実際、子どもの興味はそれほどすぐに生まれないこともモンテッソーリ女史は観察から知っていました。
だからこそ、大人も一緒に子どもと外の世界へと飛び出し、共に学ぶ姿勢があってこそ、エレメンタリーの学びは成立するのでしょう。モンテッソーリガイドとは、「子どもをインスパイアする存在」と言われる理由はここにあるのだと思います。
探求したことのない世界は存在しないのと同じ。
その魅力は触ってこそ初めて分かるからです。
モンテッソーリ教育と出会って、今まで自分がいかにこの世の中について知らなかったかということを日々痛感しています。こんな無知な母だからこそ、娘と一緒に旅する時間が続いているのかもしれません。
「ガイド」と呼ぶには、完全に立場が逆転している我が家ですが、娘のガイドに従って、娘と散策を楽しみたいと思います(笑)。
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素晴らしいモンテッソーリの関連書籍は多いですが、その中でもダントツ手に取る率が多いのがこちら。発達障害児とタイトルにはありますが、特性の有無にかかわらず、日本中のどのご家庭にも置いておいていただきたいと思えるほど、母にとっては有益な情報ばかりでした。特に、「視覚を使った支援」「自己訂正を促す方法」「こだわりへの対処」は何度も読み返しています。
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