ホームモンテッソーリのススメ『おやつを自分で用意する』 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 
パパの誕生日、オンライン授業の合間に娘が作業していたのはフロランタン作り。
幼児期のような「丁寧に美しく」などという合言葉はもうとっくに卒業してしまった11歳(笑)。
けれども、ちゃっちゃっと手際よく進めていく姿は、やはり台所に立った経験があってこそ。
 
娘が初めて台所に立ったのは、2歳後半だったでしょうか。
自分でバナナと牛乳というおやつの準備をし始めた頃からでした。
 
モンテッソーリスクールにおいても、とっても大切な「スナック時間」
日本の小学校では到底考えられないことですが、子ども達はおやつの時間を自分で決めることが出来ます。
 
おしごとの場所からは少し離れたところに、小さなテーブルと2~3脚の椅子が用意してあり、栄養補給をしたい生徒はここにやってきます。椅子がこれしかないのは、社交の場にならないようにするため。あくまでも補給が必要な時にやってきて、満たされたらおしごとへ戻るというのがスタンスです。
 
低学年の子ども達は新年度になると、このスナックの準備と後片付けについて先生から提示を受けます。
 
  • ジュースを注ぐ
  • クラッカーを皿に乗せる
  • ソフトチーズを塗る
  • 果物を洗う
  • マフィンにバターを塗る
  • こぼしたものを拭く
  • テーブルを洗う
  • パンくずを拾う
 
などなど。
 
これらの動作一つ一つをしっかりと学び、初めて自分で出来るようになっていきます。
 
家庭だとついつい当たり前のこととして子どもが出来ると思ってしまいがちですが、モンテッソーリ教育ではきちんとすべてをしっかりと提示することが基本です。これらの作業は自立を促し、手先を器用にするといった目に見える部分だけではなく、計画性、論理的思考など目に見えづらい部分をも高めていくことが出来ます。
 
オンライン授業がもう少し続きそうなこの時期。
バーチャルな学びよりも、手を使った学びがさらに求められると感じています。
 
「まずは、おやつを自分で用意する。」
 
こんなことから始めてみるのも、ホームモンテッソーリではおススメです♡
 
 
◆◆
 
我が家の台所育児はこちらの書籍をメインにしてきました。

 

 

コメントで教えていただいた、モンテッソーリガイドの著者が書き下ろしたこちらも気になっています♡

 

 

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