小学生のモンテッソーリ教育に必要な2つのこと | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。


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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。 

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幼児教育としてのイメージが強いモンテッソーリ教育。日本においては、モンテッソーリの小学校は今でもベールに包まれた未知の存在と言えるかもしれません。子どもの家やモンテッソーリ教育を取り入れている園を卒園しても小学校以降どのようにサポートしていけば良いか分からないという声をよく聞きます。

 

実際、ホームモンテッソーリ8年目の母も、試行錯誤の繰り返し。

娘が小学生になって4年目の今も、完璧と言える日は一日としてなかった気がします。

 

そんな我が家のホームモンテッソーリですが、それでも続けられるのは、娘自身が学ぶことが好きだから。

 

小学生以降のモンテッソーリ教育…何が必要!?

 

小学生以降のモンテッソーリ教育をサポートするのに必要な2つのこと。

個人的には「小学生という生き物を理解すること」(笑)。

そして、何よりも「コスミック教育を理解すること」だと思っています。

 

長年に渡り、多くの子ども達と接してきたモンテッソーリ。国、文化、宗教が違えど、6歳以降の子どもたちから出てくる質問には共通点があることに気付きます。

 

「宇宙ってどうやって行けるの?」

「太陽はなんで小さく見えるの?」

「地球はどうして丸いの?」

 

「これなぁに?」と名前を知ることに夢中だった幼児期とは異なり、「なぜ」「どのように」を知りたい学童期。目の前の物を触って感触を確かめる幼児期とは異なり、過去や未来など目に見えない時間すらも行き来できる学童期。

 

幼児期には備わっていなかった想像力を手に入れた小学生。

彼らの留まることを知らない好奇心を満たすには「すべて」を与えること。

幼児期は地球止まりだったのが、宇宙が与えられる学童期。

この小学生のために用意した「すべて」の計画がコスミック教育だったと言えるのかもしれません。

 

 

コスミック教育から得たもの

 

国語、算数だけでなく、すべての分野が同様に大切なコスミック教育。教科としての括りはなく、すべてが繋がっています。歴史から幾何学、言語から生物など、その時の子どもの興味に合わせて、教科の枠そして時空をも超え、行き来できるのがコスミック教育。

 

日々、娘がこのコスミック教育から得ているものと言えば、まさに「見えないものを見る力」だと感じています。目の前にあるすべては過去から繋がってきたもの。そして、今現在は未来へと繋がっていくもの。

 

そんな時間に感謝しながら、興味の赴くままに行ったり来たり大忙しの時間。

「すべて」を知りたい小学生には、この上なく贅沢な時間なのかもしれません。

 

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