読書が増えた休校期間。現在の1冊はこちら。(9歳9ヵ月)
小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
先日、娘のリクエストで購入した書籍がイギリスより届きました。
以前、アメリカの暴動を受け、娘に差別についてどのように伝えるべきか悩んでいると綴リました。あれから時間は日々過ぎていくものの、未だにその答えが見つからず、踏み切った話し合いを彼女とすることが出来ずにいた母。
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国内のニュースで見聞きしたアメリカ各地での様子。また現地の友人たちから様々なメッセージが寄せられる中で、娘なりにも感じることが多かったようです。そんな中、News-O-Maticで書評が良かったこちらの書籍を知り、「自分が透明人間だったら良かったのに」という主人公の12歳の男の子の叫びから読まざるを得ないと感じたようです。
母が世界を敢えて見せようとしなくても、もう娘は自分の足で立ち、自らが見るべきものを見ていく年齢になったのだと実感した瞬間でした。いくら母が平和教育の大切さを説いたとしても、この主人公の気持ちと心合わせていく時間から得られるものと比べたら、何が残ったでしょうか。アメリカで過ごした学生時代、授業初日に教授からこんな言葉をかけられました。
「もし、ホームレスについて知りたいのなら、1ヶ月間、彼らと一緒に暮らしてみること。」
当事者の気持ちは、外からでは分からないということを仰っていたのでしょう。まさに今、娘がこの1冊を自ら手に取ったことと重なる気がしています。
そして、何といっても彼女にとってラッキーだったのは、「英語」という言語があったこと。
「英語があると世界が広がる」
英語をやらせたいという強すぎる想いを正当化するために、幼児期に幾度となく使い古したこの表現。しかし、当初それは「理想」でしかありませんでした。そろそろ10歳を迎える彼女を目の前に、今だからこそ感じること。それは、その理想は、間違っていなかったということ。
例え英語という言語がなかったとしても、きっと彼女の日々は100%だったでしょう。でも、英語があると、やはりここにプラスαが生まれることを、日々感じています。
英語は一つのツールになると娘自身が教えてくれる中で、これから彼女がこのツールをどう磨き、どう世界を旅するのか。もう少し、見守らせて欲しいと思います♡
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