目指すは「控えめなお母さん」!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。

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娘の幼稚園探しをしていた頃、モンテッソーリ園についてこんな書き込みを目にしたことがありました。

 

「先生は、ただ座って子どもたちの作業を見ているだけ」

 

実は、この姿。

モンテッソーリ教師養成講座の受講中、教材映像の中で見たモンテッソーリ教師も同じでした。

教室の片隅でノートを持ちながら、静かに座って、子どもたちを見ている。

 

まさに、この姿こそが真のモンテッソーリアンの姿。

 

もしあの時、書き込みをされたお母さんが、モンテッソーリ教師の真意を知っていたら。

そう思うと、残念でなりません。

 

 

モンテッソーリ教師の仕事とは!?

 

モンテッソーリ教師とは、日々動いているのは「手」よりも「心」なのかもしれません。

子どもの内面を見つめることを繰り返すモンテッソーリアンたち。

 

その子が何に興味を持ち、何をしたがり、何に困っているのか。

それを知った上で、環境を整え、じっくりと子どもを観察する。

 

子どもの前に立ち、教え込むのではなく、一歩退いた場所に居てあげること。

子どもに呼ばれた時は、さっと駆けつけ、必要なお手伝いを全身全霊で行うこと。

 

 

「控えめなお母さん」と「強引なお母さん」!?

 

そんな控えめな姿が、モンテッソーリ教師なのだとしたら…。

母が目指すのは「控えめなお母さん」(笑)。

 

苦労して作った手作り教具を自慢するが如く、無理やり差し出したり。

やりたいおしごとよりも、やらせたいおしごとを押し付けたり。

集中しているとことを、大人の都合を優先したり。

 

控えめどころか、強引なお母さんを卒業するまでに、どれほどの時間を要したでしょうか。

※今でも無意識のうちに「強引なお母さん」がニョキニョキと出てくるときもあります(小声)^^;

 

控えめなお母さんになるための条件。

 

それは「我が子を信じる力」だと思います。

出来ないと思って手を出すのではなく、出来ると信じてまず見守る力。

 

 

娘を手助けするつもりが…

 

いつものよう朝食作りを終え、フライパンを流しに置いた娘。

時計を見ると、いつもよりもちょっぴり遅めの朝。

このままだとオンライン授業に遅れるのではないかと、母がフライパンに水を張ろうとしたところ…。

 

「ママ、それまだ拭いてないの。油がシンクに流れちゃう。」

 

 

SAPIXのこのシリーズで、環境汚染を改めて数字で確認し、ショックを受けた娘。

それ以降、今まで以上に「拭き取る」という作業を大切にしています。

 

こちらは、お手伝いのつもりが、結局は彼女のルーティーンを壊しかねなかったことを反省。

 

子どもには子どもの時計があり、親が先回りすることは援助ではないことを改めて感じました。

 

★★

 

黒子になることを意識していても、ついつい前に出てきてしまうお母さん(笑)。

 

やっぱり心がけたいのは「控えめなお母さん」です。

 

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