全国一斉休校の知らせを受け、娘の学校でも来週より家庭学習期間という名の休みが始まります。3月に予定されていた数々のテストも通知表もないという現実。モンテッソーリ教育に傾倒している母としては、本来教育とはそうであって良いのではないかと、改めて感じています。
この1か月、学校から離れて学ぶことになる娘。
日頃は、学校と保持教室の宿題に追われて、細切れ時間のホームモンテッソーリも、この1か月はだいぶ余裕を持ってできるはず。
普段は自然と「進む」ことが主眼になりがちですが、今回意識したいのは「振り返り」。予期しなかったこの時間こそ、今までの我が家のホームモンテッソーリの足跡を振り返ってみる機会だと、今日は娘と一緒に、今まで行ってきた算数教育のおしごとを振り返ってみました。
こちらは、今まで娘が進めてきた算数教育のプライマリー(3歳~6歳)のおしごとリストです。実際には、小学生とまたがっているものもありますが、幼児期に家庭で提示したおしごとをリストアップしてあります。
現在、セカンダリー(12歳 −18歳)のモンテッソーリ教師養成講座を受講しはじめ、いかにそれまでの道を丁寧に大切に歩んできたかが、健全な思春期へのパスポートだと感じています。日々の敏感期を知り、子どもの成長に合わせた環境を用意することの大切さ。発達に合わないことを無理強いさせたり、年齢だけにとらわれて、いつまでもそのレベルに留めておくなど、子どもをしっかり見ていないと案外陥りやすい罠だと再確認。頭では分かっていても、ちょっぴり先の視点から見てみると、心から痛感せずにはいられません。
足並みを揃えなければならない学校とは違う「ホームモンテッソーリ」。
不安な日が続きますが、娘の歩く歩幅と彼女に最適な速さで、この休校期間中を有意義な時間に変えていけるよう出来る限り準備したいと思います。