自宅勤務が続く日々。娘の学校でも、行事が次々とキャンセルになっています。
学校が大好きで大好きで仕方がないという娘。
けれども、「ホームモンテッソーリ」と題してきた我が家では、娘にとっては学びの場所は学校だけには限定されていません。また、学校で行われている手法とは異なる手法も彼女の中には多く存在します。
今回も、学期末テストのアウトプットは新聞で。
教科書やプリントなど学校からもらったものを、自分の言葉で咀嚼して文字に乗せるという手法が彼女には合っているのだとか。
国語の教科書に出てきた語彙は、モンテッソーリの絵カードの手法にて。
ことわざは、自らがかるたを作成していましたが、こちらもマッチングができるようにという娘からのリクエストで母の教材作りのリストに急遽加わったもの(笑)。
学校での学びをベースに、自分のお気に入りの学びの手法に切り替えることが、年々進化しつつあります。
NAMCのモンテッソーリ教師養成講座ではアメリカのCommon Core(コモン・コア)と呼ばれる各州共通基礎スタンダードとの学年ごとの比較がまとめられています。個人的には、新学習指導要領とモンテッソーリのカリキュラムを突き合わせる必要性はあまり感じてきませんでしたが、忙しい日常の中で、モンテッソーリのエレメンタリーのカリキュラムを家庭内ですべて展開することは至難の業。学校の学びをおしごとで調理する娘のように、二つを上手くブレンドするような形も模索してみるのもいいのかもしれません。
学びの形が無数に存在する中、モンテッソーリ教育の本質を見失わずに、我が子にあったものに作り上げていくこの作業。今後も、母のライフワークとなっていきそうです。