パワポで伝えるコスミック教育(グレートレッスン1:宇宙と地球のはじまり) | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

あと半年で1/2成人式の年齢となる娘ですが、未だにベッドタイムストーリーがお楽しみ時間です。読書も好きな彼女ですが、やはり読んでもらいながらストーリーを聴くこの時間は格別のよう。
 
…だったらと、最近ある試みをしてみました。
 
題して「パワポで伝えるコスミック教育」
 
モンテッソーリスクールで年度初めに紹介されるグレートストーリー。
手法は国や文化によっても様々ですが、実験や小道具を用意してストーリーを伝える教師が多いこの時間。我が家も、かつては、実験道具を用意し、英語にて学んだストーリーを日本語に直して伝えたものでした。
 
娘にとっては、すでにお馴染みのストーリーですが、今回はスライドに合わせて、そのまま英語にて行いました。
 
いつものリビングが、電気を落とすと、そこは遠い遠い世界。
暗闇の中で、娘と二人でタイムスリップをしたような気にさえなりました。
 
ビッグバンの大爆発から…。

 

星の誕生…。

 

銀河の形成などなど。

 

息をすることも忘れたかのように、物語に引き込まれていく娘。

 

実験や小道具を使ったグレートレッスンの提示よりも、我が家においては、この手法の方が本当の宇宙を感じることのできる時間となった気がしました。余分なものがない分、ストーリーだけに集中できるのかもしれません。

 

かつての母は、なんとかオーセンティックなモンテッソーリ教育を家庭で再現しようと、娘一人のために、モンテッソーリ園を家庭に持ち込めないかと真剣に悩んだ時期もありました。100年以上も前の教育をそのまま家庭で実践することは難しく、特に時代も文化も異なる今、本質を見失わないのであれば、伝統だけを守り抜くことよりも、進歩的なモンテッソーリ教育にアジャストすることが、今の我が家には無理のない手法なのではないかと意識を変えつつあります。パソコンを使用することなど議論の余地がないと考えていた時期もありましたが、AMSのモンテッソーリ教師の元で学んだことが、発想の転換となりました。

 

紙芝居が大好きな娘には、バックグラウンドが照らされたパワーポイントで見る宇宙が最高のよう。

 

「もっと見たい」とせがまれながら、第1のグレートレッスンを終えたあの感覚は、母にとっても至福時間でした。おしごとを準備しても、見向きもされなかった時代が懐かしいです(笑)。

 

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート