必要な言葉だけを選ぶということ | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

普段は、購読中のNews-O-Maticというニュースアプリでスタートする娘の朝ですが、この日は初めてのジャパンタイムズ。
 
16歳の環境活動家グレタさんのニュースをフォローしている彼女。
 
「だったら、ジャパンタイムズも何か響くかもよ。」
 
アメリカ人ジャーナリストの友人の一言がきっかけで、勧めてみました。
英検1級レベルの語彙表現が並ぶ日刊英字新聞「The Japan Times」。
母もアメリカから帰国後、記事をスクラップし、語彙をノートにまとめて、英語保持・伸長に努めたものでした。
 
途中で投げ出すかと思いきや、案外すっと入ってきた様子。
ダイレクトでシンプルなスタイルのグレタさんのスピーチが、これほど多くの人々に届くには訳がある。
そんな「メッセージの伝え方」から、何かヒントを得たようです。
 
このメッセージの伝え方。
母も、モンテッソーリ教育を学び出して初めてこういったことを意識するようになりました。
モンテッソーリ教師養成講座では、おしごとのプレゼンテーションを書くという課題が出るのですが、その時講師にアドバイスをいただいたのが、メッセージの伝え方でした。
 
「本当に必要な言葉だけを選ぶことを意識する。」
 
ついつい、不要な言葉を多くかけすぎてしまい、子ども達は一体何が受け取るべきメッセージなのか混乱してしまう。だから、おしごとの際には、必要最低限の言葉に抑えるということを、この時初めて学びました。
 
新たな学びに繋がるツールとして、世界の入り口になっている新聞。日頃、学校生活のことからスライムづくりまで他愛もない親子の会話に、スパイスを与えてくれるのも新聞です。
 
内容を正しく理解したいが故に、ことばにも敏感になっていく娘。
 
元々は英語に触れる目的でスタートした娘の新聞生活。
親の浅はかな企みよりも、娘自身が本来あるべき目的を見出していってくれています。

ここでも発揮される自己教育力です(笑)。

 

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