「ママには申し訳ないけど…。」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

我が家の9歳。
最近、口癖とも言えるフレーズがあります。
 
「ママには申し訳ないけど…」
 
どうやら、言いづらいことを言うときに前置きとして使っている様子(笑)。
でも、あれだけ頻繁に使うのを見ていると、もはや言いづらさはどこにもないのかもしれません^^;
 
小学校に入学して3年目。
そろそろ変わるかな?と思いきや、未だに変わらない習慣があります。
 
それは
 
「教科書・ノートを持ち帰らない!!」
 
娘の学校では、教科書やノートの持ち帰りは自由となっています。
予習復習に力を入れているお友達は、当然定期的に持ち帰るのですが、
娘はテスト前にならないと一切持ち帰りません。
 
2学期もスタートしてそろそろ1ヶ月。
様子を見ていたのですが、一向に持って帰ってくる気配のない彼女に、せめて国語と算数くらいは持ち帰ったら?と提案してみました。
 
すると、ここでお決まりの台詞が登場。
 
「ママには申し訳ないけど、国語と算数は持ち帰る必要性はまだあまり感じないの。でも、必要だと思うものは、毎日持ち帰っているよ。知らないかもしれないけど。」
 
はい、全く知りません(笑)。
 
「このノート。」
 
 
そう見せてくれたのは、ホームルームノート
ホームルームってそもそもノートなんてあったの?というレベルの母(笑)。
 
「ホームルームノートはね、今だけじゃなくて、これから先ずっとずっと役に立つと思われる言葉が沢山メモしてあるの。忘れたくない言葉ばかりだから、毎日持ち帰ってきて見返したり、付け足したりしているんだ。」
 
ぱらぱらめくってみると、学校生活のことから、年中行事の意味、その日のニュースからの教訓など。ありとあらゆることが綴られていました。
 
主要教科にばかり気を取られている母とは違い、娘が大事にしているのはホームルームと道徳。生きていく上で必要なことを皆で考えて話したり、先生から話を聞いたりする時間がとてつもなく大事なようです。
 
全体のために私ができる役割とは!?
 
こんなことを真剣に考えるのは、この時期ならではのものなのかもしれません。
 
モンテッソーリ教育で学んだ「自己教育力」
まさに、必要だと思うものは自分が一番良く知っている。
そんなことを娘から学んだ一幕。
 
母と違う意見の娘。
頼もしいです(笑)。

 

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