娘にかけて後悔した言葉 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

多くの被害をもたらした今回の台風15号。

皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか。

被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 
娘の学校では交通機関のマヒから休校。
急遽「家庭学習日」となりました。
 
電車が動いていることを確認して、出勤しようとした玄関での会話。
 
「じゃあ今日は家庭学習日だから、しっかりと勉強頑張ってね。」
 
そう残して、実母に娘をお願いし出かけて行きました。
 
帰宅すると、実母からこんな報告が…。
 
「最低限の勉強しかしていなかった様子だけど…。」
 
あはは。
そりゃそうだよね(笑)。
 
そう笑いながらも、「勉強頑張ってね」なんていう言葉を残したことを後悔しました。
 
「私たちの役目は、学びやすくすること。学びを強制することではない。学ぶか学ばないかは、本人たちの選択。」
 
ある恩師の言葉。
 
「勉強してね」と言う言葉だけを残して、一体どのように娘の学びをファシリテートしたのか。
もしあの時、「楽しんでね」という言葉を残していったら、彼女は学校の勉強にだけ縛られることなく、もっと本当の意味での学びを追求できたのではないか。
 
恥ずかしく感じた瞬間でした。
 
何気ない一言が、案外娘の学びのチャンスを奪っているような気がしてならないこの頃。
小3となりやらなければならないことが増えてきたことで、どんどん理想的な学びからかけ離れていくような感覚を覚えていた最近。
 
すべては、娘の問題ではなく、母の心のあり方だと気付きました。
 
台風の後の空の美しさを眺めながら、ふと我に返った瞬間。
相変わらず1歩進むと3歩後退する日々(笑)。
 
まだまだ未熟な母ですが、何となくこの時感じた想いは忘れないでいられそう。
日々精進です^^;

 

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