小3、英検準1級のライティングの課題 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

2週間後に控えた保持教室の期末テスト。色々と復習しなければならない側面は多いものの、語彙を見直すところから始めている娘。ノートにぎっしりと書かれた語彙を何とか自分のものにしようと、スクールの音声教材を聞きながら、英語教室のエッセイの宿題に保持教室で学んだ語彙を入れてみたり、先生との会話にも積極的に使おうと努力しています。

 

 

「語彙」。
 
実は、この「語彙」が英検準1級のライティングにおいても娘のネックとなっているようです。毎週、英語教室で過去問から1つのエッセイが宿題として出されています。先生のフィードバックによると、トピックに対するアイディアも良いし、書き方の型も忠実に守られている。文法や語彙の使用法もOK。ただ、娘に足りないもの。
 
それは英検準1級のエッセイに見合うだけの「語彙」だといいます。
 
実はこの辺りは、娘の書く日本語での作文を読むとヒントがありそうな気がしています。というのも、少し前までの彼女の文章は、日常的な言葉が頻繁に使われ漢語は限られていたのに対し、昨年辺りからぐぐっと漢語の使用が増えたからです。単純な例で言えば「宿題を出す」だったのが「提出する」、「家に帰る」だったのが「帰宅する」といった具合です。英語における娘のライティングは、どうしても母語の作文よりは遅れているため、この辺りは、やはり年齢が伴わないと難しい部分なのでしょう。なぜなら、語彙だけを先に学んだところで、その概念や経験が伴わない限り、やはり実際使用することは難しいと思うからです。
 
語彙を身に付けるためには、やはりそれなりにその語彙と接しなければならないでしょうし、そのためには読書やアカデミックなマテリアルの視聴など、日常においての接触量がものを言うと感じています。今の娘のスケジュールでは、どうしても中心は学校にあり、英語はプラスαにしかならない存在。実はこの部分は彼女自身が一番感じていることであり、だからこそ、夏休みは英語強化の時間にしたいと感じているようです。
 
常に自分に合ったレベルで満足感を味わいたい母と、常に背伸びをしていたい娘。
 
英検準1級という一見無謀にも感じられる目標を突破したいと考えている彼女を見ると、複雑な気持ちなのですが、自分に足りないものを客観的に判断しようと試みる8歳を見ていると、これも成長の過程の一つなのかなと感じます。
 
娘の「語彙への課題」はこれから続きそうです^^;

 

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