先日、中途採用を行いました。経歴も人柄も申し分なく、戦力になってくれると期待している母。しかし、たった一つだけ不安な要素がありました。それは、彼女が日本という国に一度も足を踏み入れたことがないこと。
海外からの採用の場合、いつもこの部分を慎重にならざるを得ません。けれども、スカイプインタビューに同席していた上司は、その部分は問題ないと判断。
今回採用が決まった方は、元アスリート。フルタイムの仕事とアスリート生活を同時に送ってきた彼女は、強靭なメンタルの持ち主。政界からスポーツ界まで幅広く網羅してきた元ジャーナリストである上司は、彼女たちのメンタルを十分理解しているといいます。
「メンタル」というこのキーワード。
実は、小学校生活においても、非常に大事な部分だと考えています。
個人的には、心のあり方が、すべてを作用するとも言い切れるような気がしています。
娘が幼児期の頃は、「小学校=学力」という図式しか思いつかなかった母ですが、アカデミックな部分よりずっとずっと大切なこと。これは、メンタリティの根底にある「良い習慣」だと思っています。
小学校に入ってから母がシャーロット・メイソンの教育に魅了されたのも、この部分。
”Habit Training"と呼ばれる良い習慣作りが彼女のメソッドの中核にあるからです。
実際には、こんなことを意識しなくても、習慣というものは日々の生活の中で常に作られているもの。シャーロット・メイソンによると「子どもたちが新たな習慣を身につけるのは大人よりも10倍容易い」といいます。
実はこの部分が勇気付けられる部分でありながらも、警告とも取れる部分。
一度身に付いた習慣は、なかなか離れない。
だからこそ、モンテッソーリの言う「教師(大人)は常に子どものロールモデル」であるという事実は、大人への課題とも言えるのでしょう。模倣期にいる子どもに身につけて欲しくないことは、大人が行わないこと。日々、母自身への課題でもあります。
GW中の宿題の一つを忘れた彼女。
気付いた時には、ショックからか思わず涙目。
漢字テストで間違えても、計算テストでミスをしても、気にならない母ですが、忘れ物をしたときは要注意…。娘の心のあり方が、ちょっぴりざわついている時だと捉えています。
3年生の目標は、アカデミックな部分よりも、この習慣作りを徹底させること。
シャーロット・メイソンのモットーを今日も心に刻みます^^
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